「歴代最強の日本人選手」はこの5名だった

創設から30年を迎えたJリーグ。その中では数多くのクラブが優勝を争い、実績を残してきた。

今回は名古屋グランパスに所属した者の中から「歴代最強の日本人選手」を5名選んでみた。

楢崎正剛

生年月日:1976年4月15日

1995年に横浜フリューゲルスへと加入し、森敦彦の出場停止もあって高卒ルーキーながら正ゴールキーパーに。4シーズンに渡ってJリーグで活躍を見せ、1999年に名古屋グランパスへと移籍した。

それから20年にわたって同クラブでプレーし続け、そのキャリアで通算6回のベストイレブン、9回の優秀選手賞を獲得。日本代表でも77試合に出場するなど国内最高の守護神として長年君臨し続けた。

田中マルクス闘莉王

生年月日:1981年4月24日

サンフレッチェ広島、水戸ホーリーホック、そして浦和レッズでプレーしたあと、2010年に名古屋グランパスへとやってきた田中マルクス闘莉王。

加入初年度で名古屋グランパスをリーグ優勝に導く活躍を見せ、それから3年連続でJリーグベストイレブンとJリーグ優秀選手賞に輝くことに成功。2017年に京都サンガFCへと移籍するまで181試合に出場し、36ゴールを奪取している。

本田圭佑

生年月日:1986年6月13日

ガンバ大阪のジュニアユースからユースに上がることができず、星稜高校を経て2005年に名古屋グランパスへと加入した本田圭佑。特別指定選手であった2004年には1試合も出場できなかったものの、正式加入から初年度でレギュラーを奪取した。

左サイドバックなど様々なポジションをこなしたあと、2008年1月にヨーロッパへの移籍を決断。VVVフェンローからCSKAモスクワ、ACミラン、パチューカなど様々なクラブを渡り歩き、世界各国でプレーした。現在はサッカー選手を続けながら実業家として精力的に活動している。

吉田麻也

生年月日:1988年8月24日

長崎県の出身ながら名古屋グランパスのU-15に加入し、それから下部組織で育った吉田麻也。2007年にトップチームへと昇格し、ボランチからセンターバックにコンバートされて才能を大きく開花させた。

名古屋グランパスでは2007~2009の3シーズンのみしか所属していないものの、その後ヨーロッパではVVVフェンロー、サウサンプトン、サンプドリア、シャルケ04でプレー。日本代表でも数多くの実績を残し、オリンピックにも3大会出場という記録を持っている。

菅原由勢

生年月日:2000年6月28日

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名古屋グランパスの下部組織でU-15、U-18を過ごした菅原由勢。2018年にはトップチームに2種登録されてデビューを果たし、この時17歳と7ヶ月27日というJリーグの歴史上2番目の若さであった。

そして2019年夏にはオランダの名門AZアルクマールへと移籍。リザーブとトップの両方に出場するなどタフな日程をこなして成長し、レギュラーに定着。明るいキャラクターも相まってすぐにファンの愛を集め、ピッチ上でもピッチ外でも存在感を示している。

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