アジア杯に電撃招集されるかも!その5人とは

来年1月に開幕するアジアカップ。日本代表は1月1日にタイ代表との親善試合を行った直後にアジアカップのメンバーを発表する予定になっている。

ここでは、タイ戦のメンバーには入っていないものの、代表に招集されてもおかしくない実力者たちをまとめてみる。実際に招集するとなればクラブとの調整が必要になるはずだが。

渡辺剛(ヘント)

昨季コルトライクでレギュラーシーズンフルタイム出場を果たし、クラブの年間MVPを受賞したセンターバック。

今季350万ユーロ(5.5億円)の移籍金で引き抜かれたヘントでもフルタイム出場を続けている。

今年11月に日本代表復帰を果たすと、持ち前の対人の強さを証明。タイ戦のメンバーには入っていないが、CB陣は冨安健洋だけでなく板倉滉も欠場しうるため、渡辺が呼ばれる可能性は多いにある。実際、ヘントの監督も「渡辺(の離脱)は最大の損失になる」と話している。

小川航基(NEC)

横浜FCからオランダ1部のNECナイメーヘンのレンタル移籍した大型FWは、ここまで14試合で5ゴールを記録。

クラブ内での立場が違うとはいえ、フェイエノールトの上田綺世(13試合1ゴール)以上の結果を残している。

186cmの体躯を持つストライカーは前線のオプションとしても魅力的なはず。

なお、小川は日本代表経験は1試合のみ。その2019年のE1香港戦ではハットトリックを記録している。

川辺駿(スタンダール)

昨季はスイスでシーズン9得点を叩き出したが、今季はベルギーリーグですでに6ゴールを記録。MFながら高い得点感覚を備えており、スタンダールでの得点数はチームトップだ。

監督も「ペナルティエリア内で冷酷。普通の日本人より少しクレイジーだけど、それはスタンダールにぴったりさ(笑)グループによく溶け込んでいるし、彼は自分を理解してもらうために最大限の努力を惜しまない」と絶賛。欧州での市場価値も上昇するなど、いまノッている海外日本人選手のひとりだ。

三戸舜介(アルビレックス新潟→スパルタ)

2023年のJリーグベストヤングプレーヤー賞を授与されるなど今季飛躍した21歳のアタッカー。

小柄ながら俊敏性だけでなく運動力やアグレッシブさを兼ね備え、今季は無回転シュートも習得。横浜F・マリノス戦で決めたJ1初ゴールは衝撃的だった。

Jリーグで最も勢いがある若手だったが、来年1月のスパルタ・ロッテルダム移籍が決定。チームには似たタイプの斉藤光毅も所属しているが、どういった起用法になるのかも注目される。

坂元達裕(コヴェントリー)

いま海外選手で最もノッているひとりかもしれない。

ベルギーのオーステンデでは0ゴールながら、クラブの年間MVPを授与されるなど活躍。今季移籍した英2部コヴェントリーでも着実に評価を高めている。ここまで20試合で4ゴール2アシスト。

チームメイトも「彼は加入以降、素晴らしい。ロッカールームでは、イタズラにも乗ってくるし、英語も上達中だ。両足でボールをうまく扱える。バランスに優れていて、自分の意思で相手を操れる。最高の戦力だし、経営陣の素晴らしい補強だ」と大絶賛しているほど。

今季は右ウィングでの起用が多いが、左を含めて多くのポジションでプレー可能だ。

日本代表、2023年に評価を下げてしまった5名の選手

アジアカップの代表メンバーは1月1日の18時30分から発表される。日本は14日にベトナム、19日にイラク、24日にインドネシアとのグループステージを戦う。

© 株式会社ファッションニュース通信社