2023年もあと少し。今回は『Soccergator』から「2023年のサッカーで最も優れていたセンターバック」TOP5をご紹介する。
アントニオ・リュディガー
クラブ:レアル・マドリー
国籍:ドイツ
代表チームでのプレーを抜きにすれば、アントニオ・リュディガーのプレーは今季トップパフォーマンスであることは間違いない。その溢れんばかりのフィジカル能力が制御不能に見えることもあるが、それは彼の個性であると考えよう。
レアル・マドリーのディフェンスを最後方で支える存在であり、ダヴィド・アラバとエデル・ミリタオンの両方が怪我をした今、なおさら彼が重要な存在となっている。
ジョン・ストーンズ
クラブ:マンチェスター・シティ
国籍:イングランド
マンチェスター・シティでプレーしているジョン・ストーンズは、まさに不屈のディフェンダーである。怪我もあり、そして批判を受ける時期もあり。ところがそれらをすべて乗り切って、常に数ヶ月の苦しい時期を克服してきた。尊敬に値する。
彼のプレー自体もかなり過小評価されており、万全な状況であればクラブの勝利に大きく貢献できる。守備的MFでもプレーできる。とにかくジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を受けている世界有数のディフェンダーだ。
マルキーニョス
クラブ:PSG
国籍:ブラジル
マルキーニョスは現在、そして代表チームでのプレーを見ても最高のコンディションにはないのかもしれないが、世界でもトップクラスのディフェンダーであることは間違いない。
サイドバックやボランチでも全く問題なくプレーできる戦術眼を持っており、チームの危機を予測する力は世界でも屈指。しかも信じられないことにまだ29歳なのである。
ダヴィド・アラバ
クラブ:レアル・マドリー
国籍:オーストリア
とにかく多才な男である。センターバックのみならず、どんなポジションでも本職であるかのようにプレーする。そんな能力を持っているのがダヴィド・アラバだ。
バイエルン・ミュンヘンで長く活躍したあと、フリーでレアル・マドリーに移籍したあともすぐにスペインのサッカーにフィットしており、その応用力は圧巻の一言。攻撃陣を支える司令塔としての役割もできる最強のセンターバックだ。
ルーベン・ディアス
クラブ:マンチェスター・シティ
国籍:ポルトガル
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グアルディオラ監督にとっての「最後方の壁」であるルーベン・ディアス。決して派手な選手ではないが、マンチェスター・シティが求めている守備のタスク、そして攻撃で求められるものをすべて備えたパーフェクトな選手である。
さらに数多い試合数にも耐えられるようなタフな身体能力もあり、大きな問題も起こすことはない。いまどんな戦術を志向する監督にとっても必要なディフェンダーのタイプであろう。