【台湾】総統選支持率、頼氏が40%に=美麗島[政治]

台湾のニュースサイト「美麗島電子報」が28日発表した2024年1月の台湾総統選の世論調査結果で、与党、民主進歩党(民進党)候補の頼清徳副総統と蕭美琴氏のペアの支持率は40.0%で首位だった。2位は最大野党、国民党候補の侯友宜・新北市長と趙少康氏のペアで28.9%。頼氏と侯氏の差は11.1ポイントと、前回調査の9.0ポイントから拡大した。野党の台湾民衆党候補の柯文哲・前台北市長と呉欣盈氏のペアは17.6%で3位だった。

調査は12月25~27日に電話で実施。20歳以上の1,201人から有効回答を得た。「まだ明確な回答はない」は10.7%、「投票しない/無効票を投じる」は2.8%だった。

支持率を前回の調査(12月22、25~26日実施)と比べると、頼氏は1.3ポイント上昇した。侯氏は0.8ポイント下落。柯氏は1.0ポイント上げた。

支持率を年齢別に見ると、頼氏は全ての年齢層で最も支持を集めた。侯氏は50~59歳、60~69歳、70歳以上で支持率が2位だった。柯氏は20~29歳、30~39歳、40~49歳で2位となった。

地域別では、頼氏は「新北」「台北」「桃園・新竹・苗栗」「台中・彰化・南投」「雲林・嘉義・台南」「高雄・屏東」で支持率が首位だった。侯氏は「基隆・宜蘭・花蓮・台東・澎湖・金門・馬祖」でトップ。柯氏は「雲林・嘉義・台南」で2位だったほかは全ての地域で3位だった。

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