ホテルニューオータニ高岡（富山県高岡市新横町）が運営する北陸自動車道下り線の小矢部川サービスエリア（SA）と、有磯海SAで、一押し商品をお薦めするロボットが登場した。コロナ禍によって生じた店側と来店客との「距離」を縮めたいという。
飲食店で導入が進んでいる配膳用ロボットを活用した。コロナ禍を経て、来店客に声をかけにくい状況になっていることから、ロボットを使って販促に取り組むことを検討していた。
ロボットは高さ約110センチで、備え付けのトレーに商品を載せて店内を巡回。人が近づくと感知し、止まったり、よけたりする。
小矢部川SAでは、今月半ばからロボットが稼働した。「ようこそ。帰省のお供にいかが」という音声メッセージとともに、シロエビのせんべいやホタルイカの素干しをPR。子どもたちが興味津々な様子で後をついて回った。
