サッカー少女、全国に挑む 岩手町拠点「FCゼブラ」下部の2チーム

 岩手県岩手町川口を拠点に活動する女子サッカーチーム「FCゼブラレディース岩手」の下部組織2チームは、2024年1月に開かれる全国大会に出場する。両チームともスムーズな攻守の切り替えが強み。まずは「全国1勝」に挑む。

 18歳以下の「グロリア」は日本クラブユース女子サッカーチャレンジカップ(前橋市、1月6~14日)、15歳以下の「メニーナ」は全日本U-15女子フットサル選手権(宇都宮市、同7、8日)に臨む。

 グロリアはメニーナの中学生も含む30人が登録する。11月の東北大会は不戦勝で通過。全国の舞台に向けて守備と攻撃の転換を素早く行い、声を出してコミュニケーションを高める。

 メニーナは20人が登録。11月の東北大会(仙台市)で優勝し、3大会ぶりの出場権をつかみ取った。マンツーマンで粘り強く守り、冷静にパスを回して攻撃に移るチームスタイルだ。

「成長したプレーをしたい」と意気込むグロリアのメンバー
「結果を残したい」と闘志を燃やすメニーナのメンバー

 

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