日本初「eスポーツ映画」誕生!奥平大兼×鈴鹿央士W主演『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は実話インスパイアの新感覚青春ムービー

©2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会

奥平大兼×鈴鹿央士「青春 × eスポーツ」ムービー

『MOTHERマザー』で衝撃的な映画デビューを飾り、数々の新人賞を受賞した奥平大兼と、『蜜蜂と遠雷』の演技で映画賞の新人賞を多数受賞し「ドラゴン桜」「silent」など大ヒットドラマでの好演も話題を呼んだ鈴鹿央士がW主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』が、2024年3月8日(金)より全国公開となる。

本作は、「年間賞金10億円も夢じゃない」「オリンピックの正式種目になる日も近い」と言われる<eスポーツ>をテーマにした、白熱するゲームシーンにも注目の新感覚「青春 × eスポーツ」ムービーだ。

フツーの高校生たちが<eスポーツ>全国大会に挑む!

不満はないけれど、なにかが足りない。そんなどこにでもいる10代男子がひょんなきっかけから<eスポーツ>の全国大会に挑むことに。同じ学校に通いながらオンライン上で集合・解散、学年も性格もバラバラの3人組がモニターを越え、勝ち負けをも超えたその先で、目にした景色とは――。

<eスポーツ>を題材にした日本初の劇映画である本作は、徳島の高等専門学校を舞台に実在した生徒をモデルに描く青春映画。本音を語らず微妙な距離を保ついまどき世代を、時に笑いを誘いながら等身大に映し出す。それぞれが悩みを抱えながらも、この一瞬一瞬を全力で“PLAY”する姿はすがすがしく、観る者の心にも爽やかな風が吹き抜けることだろう。

今をときめく奥平大兼と鈴鹿央士というふたりの若手有望株が主演を務め、数々の青春映画の傑作を世に送り出してきた古厩智之監督がメガホンをとった。また企画・プロデュースは「サクラ大戦シリーズ」等を手がけ、ゲーム界のレジェンドと称される広井王子だ。

ベッカムやメッシらスポーツレジェンドも次々参入!世界が熱狂する<eスポーツ>のスゴさとは?

<eスポーツ>は「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、今や正式なスポーツとして世界が認めており、将来的には五輪の正式種目への採用も期待される。

特に若者への人気が高く、若年層へのイメージアップや広告効果が見込めることからスポンサーのメリットが多く、大きな国際大会では億単位の高額賞金が懸けられた大会もあるほど。世界のトッププレイヤーの中にはなんと年収10億円も稼ぐ選手もおり、まさに“夢の舞台”と言えるだろう。

また、デビッド・ベッカムやウサイン・ボルト、リオネル・メッシなど世界の名だたるフィジカルスポーツのスターたちも<eスポーツ>チームの共同オーナーに就任、出資するなど続々と参入しており、常に大きな話題を呼んでいる。<eスポーツ>競技において重要である高度なゲームプレイのためには、動体視力・反射・集中力・体力・戦略などが求められるため、<eスポーツ>プレイヤーたちもまた、フィジカルスポーツ競技の選手たちと同様に日々トレーニングを重ね競技に取り組むアスリートと言える。

そして日本でも、<eスポーツ>市場規模は年々上昇傾向にある。増え続けるファン人口は近い将来1千万人を超えると見込まれ、近年は学校の部活動としても広がりを見せている。「全国高校eスポーツ選手権」や「ステージゼロ」など高校生を対象とした大会も開催され、全国から多くの高校が参戦。本作のモデルとなった学生が参加した大会である<NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権>がまさに現在開催中であり、来年1月~2月にかけて、決勝大会が行われる。

映画化の至上命題は「ゲームシーンをしっかり表現すること!」

そんな世界中で活気を見せる<eスポーツ>を題材とした日本初の劇映画が、『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』。<eスポーツ>映画としての本作における至上命題は、“ゲームシーンをしっかり表現すること”だ。

劇中、登場人物たちがプレイする「ロケットリーグ」は、ジャンプや加速、ロケット飛行ができる“ロケットカー”を操作してサッカーを行うゲームで、海外では絶大な人気を博している。

当初はプレイする人物をメインに撮影する形で考えていたというが、「観客をゲームの世界に没入させたい」という監督の意向から、フルスクリーンでゲーム画面を見せるシーンも作ることになった。

そこで、ゲーム監修と俳優部への指導を担ったのは、「ロケットリーグ」のエキスパートであるkokkenとWave。監督と話し合いながら、キャラクターにマッチするロケットカーやマシンのパーツ、プレイスタイルなどを決め、ゲームの画面撮りも彼ら2人が率いるチームが行った。

<eスポーツ>の選手たちは普段勝つことだけを考えているので、監督の求める“かっこいい動き”の再現に意外と苦戦しつつ、監督のOKが出るまで何度もトライ。このようにして、映画のプロとゲームのプロの地道な協働が、いまだかつてない<eスポーツムービー>を生み出した。

🎮<eスポーツ>とは?

コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。ファン人口は年々増え続け、日本でも近い将来1 千万人を超えると見込まれる。IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、今や正式なスポーツとして世界が認めている。

🏎「ロケットリーグ」とは?

「ロケットリーグ/Rocket League」は、カーレースゲームとサッカーが融合した、まったく新しい<eスポーツ>ゲーム。3対3で行われ、プレイヤーはジャンプや飛行ができる車=“バトルカー”を操作し、相手チームのゴールにボールを叩き込む。制限時間内により多くのゴールを決めたチームの勝利という サッカーに近いルールだが、オフサイドやファウルといったペナルティは一切ナシ。ルールがシンプルなため、誰でも直感的、かつ豪快に楽しめる。また、プレイヤーの技が冴えわたる画面に誰もが興奮し、観客からは大きな歓声が上がる競技である。

『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は2024年3月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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