上山市は28日、同市出身のサッカーJ1・G大阪DF、半田陸選手(21)を「かみのやまアンバサダー」の第1号に任命した。セレモニーが同市の三友エンジニア体育文化センターで行われ、半田選手は「上山の良さを皆さんと一緒に発信し、触れ合う機会をたくさん作りたい」と意気込みを語った。
山本幸靖市長からパネル型の任命書を手渡された半田選手は「県内や大阪を始め、いろいろな場所で上山の食べ物やお店、場所を伝える」とあいさつ。トークショーでは、来期に向けて「所属チームで結果を出し、アジア最終予選を突破してパリ五輪でも活躍し、パリで上山の魅力を広げたい」と力強く述べた。
市民ら約100人が参加し、半田選手のサイン入りユニフォームが当たる抽選会も行われた。
市民に夢と勇気を与え、応援される選手だとして、市は新設した同アンバサダーに選んだ。任期は2年。半田選手には、オフシーズン中に市内でのイベントやサッカー教室などに参加してもらうことを想定している。