土浦らしさ満載シャッターアート 常総学院美術部 茨城・土浦

空き店舗のシャッターに土浦市のイメージキャラクター「つちまる」などを描く常総学院高の美術部員たち=同市中央

茨城県土浦市の中心商店街で、地元の高校生が空き店舗を活用して「シャッターアート」を手がけた。市マスコットキャラクター「つちまる」や筑波山、霞ケ浦の帆引き船が色鮮やかに描かれた。

景観向上とにぎわい創出を狙って市が2016年に始めた事業で6回目。担当した常総学院高(同市)美術部は、作業4日目の28日、「公園ビル」1階の空き店舗で、高さ約1.9メートル、幅約1.6メートルのシャッター2枚にアクリル絵の具で色を付けていった。

絵柄は部員約20人で話し合い、土浦らしさを詰め込んだという。美術部長の2年、永瀬月奈(るな)さん(17)は「道行く人たちに声をかけてもらいながら楽しく作業している。みんなに見てもらい、通りが華やかになればいい」と話した。

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