レッズがファーマーと1年225万ドルで再契約 トンプソンがDFAに

日本時間12月29日、レッズは自軍からFAとなっていた救援右腕バック・ファーマーと再契約したことを発表した。MLB公式サイトが関係者から得た情報によると、契約条件は1年225万ドルで、出来高の条件をクリアすることによって、ファーマーが得る総額は最大260万ドルになるという。レッズは今オフ、エミリオ・パガンと2年1600万ドルの契約を結んでおり、FAでのブルペン補強は2人目となる。なお、ロースターの40人枠を空けるために、ババ・トンプソンのDFAが発表されている。

現在32歳のファーマーは2014年にタイガースでメジャーデビューし、2017年には11先発で5勝を挙げるなど、当初は先発での起用も多かった。2018年以降はリリーフに本格転向し、2019年には自己最多の73試合に登板して6勝6敗、15ホールド、防御率3.72を記録。しかし、2021年8月にタイガースを解雇され、レンジャーズとマイナー契約を結んだが、レンジャーズではメジャーに昇格できず、同年オフにFAとなった。

2022年はマイナー契約でレッズに加入し、メジャーとマイナーの往復を繰り返しながら44試合に登板。移籍2年目の今季は71試合に登板して75イニングを投げ、4勝5敗3セーブ、10ホールド、防御率4.20、70奪三振をマークした。サービスタイム(メジャー登録日数)が6年を超えたため、オフに入ってFAとなったが、1年225万ドルで再契約し、来季もレッズのブルペンの一角を担うことになった。

レッズで今季70試合以上に登板したのは、イアン・ジボー(74試合)、アレクシス・ディアス(71試合)、ファーマー(71試合)の3人。ディアスとファーマーの71試合はリーグ5位タイの数字だった。また、ファーマーは4アウト以上を記録したリリーフ登板が20度もあり、これはチーム最多。6アウト(=2イニング)のリリーフ登板も3度こなした。

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