スノーピークのIGTは組み合わせ自在!おすすめパーツやカスタム例をご紹介

キャンパーから人気のスノーピーク『アイアングリルテーブル(IGT)』は、アウトドア体験を一新してくれる秀逸なアイテムです。この記事では、IGTの多様な特徴やカスタマイズ方法、キャンプスタイルに合わせた使い方をご紹介します。IGTはカスタマイズの自由度が高いため、大人数でのバーベキューを楽しむ使い方も、ソロキャンプを効率化する使い方もできます。IGTならではの魅力を知って、アウトドアライフをより豊かにしましょう。

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スノーピークのアイアングリルテーブル(IGT)とは?

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IGTは、アウトドアシーンに最適なモジュール式の製品です。アウトドアフィールドでの長期使用を考えた耐久性の高い素材と、洗練されたデザインが特徴になります。

最大の魅力はフレーム・レッグ・トップのパーツを自由に組み合わせられるカスタマイズ性の高さ。個々のユーザーのニーズやスタイルに合わせて、自在にアレンジが可能です。

ダイニングエリアに置くテーブルとしてはもちろん、調理スペースに置く作業台やギアを並べる収納スペースとしてなど、多目的に使用できます。

自分好みにカスタマイズできるだけでなく、優れた機能性とデザイン性により、キャンプを始めとするアウトドアアクティビティをより楽しく、快適にしてくれるアイテムです。

アイアングリルテーブルの組み合わせ・カスタム方法

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IGTは好みや使用目的に応じてアレンジを加えることで、自分に合ったオリジナル性の高いテーブルを作れるのが魅力です。

具体的に、IGTは次のようにカスタムできます。

  • フレームを選べる
  • 4種類の高さから選べる
  • ユニット(パーツ)をカスタムできる
  • アクセサリーを選べる

それぞれの内容について、カスタム時のポイントも含めて詳しく解説していきます。

フレームを選べる

IGTはテーブルの土台となるフレームを選び、そこに脚や天板、ユニット(パーツ)、アクセサリーを組み合わせていく仕様です。

フレームには以下の5タイプがあり、『エントリーIGT』『IGTスリム』『エクステンションIGT』の3つは脚や天板もセットになっています。

  • IGTフレーム(846×496×高さ30mm)
    3ユニットを付けられるレギュラーサイズのフレーム
  • IGTフレームロング(1,096×496×高さ30mm)
    4ユニットを付けられるロングサイズのフレーム
  • エントリーIGT(865×440×高さ400mm)
    3ユニット分の天板と脚がついた、ロースタイルモデル
  • IGTスリム(940×403×408mm)
    3ニット分の天板と脚が付いた、ロースタイルのスリムモデル
  • エクステンションIGT(840/1348×498×高さ400mm)
    天板をスライドさせると、最大2ユニットを付けられるロースタイルモデル

フレームから選べることで、自分がイメージするレイアウトにマッチしたテーブルを作れるでしょう。

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4種類の高さから選べる

IGTには、4段階の高さ(300mm・400mm・660mm・830mm)の脚が用意されています。

「ロースタイルが好き」「ハイスタイルが好き」といった好みはもちろん、立位での作業に最適な高さには個人差があることから、高さを選択できるのは大きなメリットですよね。

高さに迷ったときには、以下を目安にして選ぶのがおすすめです。

  • 主にテーブルとして使う予定で、持っているチェアの座面が低い(座ったときに膝を深く曲げる): 400mm以下
  • 主にテーブルとして使う予定で、持っているチェアの座面が高い(座ったときの膝が直角~浅く曲げる程度): 660mm以上
  • 主にキッチンとして使う予定で、身長155cm以下の人が使う: 400mm以下
  • 主にキッチンとして使う予定で、身長155cm超えの人が使う: 660mm以上

使用目的や持っているギア、身長、好みなどに合わせて最適な高さを設定することで、より快適な使い心地になります。

ユニット(パーツ)をカスタムできる

ユニット部分には、天板・グリル台・メッシュトレー・カッティングボードといった、さまざまなパーツをセットできます。

以下のように、使用する目的やシーンに応じた、自由なセッティングが可能です。

  • テーブルとして使う: すべてのユニットに天板をセット
  • 大人数でのキャンプで、キッチンとして使う: 大型のグリルやカッティングボードをセット
  • ソロキャンプでキッチン兼テーブルとして使う: 一口グリルや天板、カッティングボードを
    セット
  • 収納スペースとして使う: 天板やメッシュトレー、ステンレスボックスをセット

複数の目的やシーンが想定されるのであれば、必要と思われるパーツをいくつか用意しておいて、その時々で組み合わせを変えるのもおすすめです。

アクセサリーを選べる

IGTは拡張パーツやオプションパーツといったアクセサリーも豊富です。例えば、次のようなアクセサリーが存在します。

  • 拡張テーブル
  • ハンギングラック
  • ランタンハンガー
  • 風防
  • シェラカップホルダー

ランタンハンガーを付ければ夜間の照明の設置に役立ちますし、ウィンドスクリーンを付ければ調理中に風の影響を受けづらくなります。このように、アクセサリーも活用することでIGTの可能性が大きく広がるので、ぜひユニットに設置するパーツに加えて、アクセサリーにも目を向けてみましょう。

スノーピークのアイアングリルテーブル(IGT)のアイテム紹介

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17370235

IGTはパーツやアクセサリーの種類が豊富だからこそ「どれを選べばいいか迷ってしまう」という方も少なくないはず。

そこでここでは、IGTのパーツやアクセサリーの中から、特に人気が高い次のアイテムを紹介します。

  • マルチファンクションテーブル オープンR竹
  • ステンボックスハーフユニット
  • メッシュトレー 1unit 深型
  • IGTハンギングラックフレーム 2段セット

いずれも機能性やデザイン、使用感が抜群のアイテムなので、ぜひ参考にしてくださいね。

マルチファンクションテーブル オープンR竹

『マルチファンクションテーブル オープンR竹』は、フレームのサイドに取り付けられる、台形型の拡張テーブルです。

テーブルとして使用できるスペースを広げられることで、より利便性が上がるでしょう。また、横並びで座って使える「オープンスタイル」を実現するための、曲線的なデザインにも注目です。

キャンプなどのアウトドアシーンでは、家族や友人と横並びで座って、眼前に広がる自然を存分に楽しめます。自宅やオフィスにも馴染んでくれる利便性と柔軟性で、アウトドアに限らず多彩なシーンで活躍してくれるでしょう。

【スペック】

  • サイズ: 990×496×高さ25mm
  • 重量: 4.3kg
  • 材質: 竹集成材、アルミ、ステンレス

ステンボックスハーフユニット

『ステンボックスハーフユニット』は、耐久性に優れたステンレス製で、錆びにくく長持ちする収納ボックスです。

0.5ユニット分のスペースにセットできるため、1ユニットあたり2つのステンボックスハーフユニットが設置できます。

コンパクトながらも実用的な収納力を備え、食材や調理器具、バラつきやすい細かなギアなどを安全に保管できるでしょう。しっかり閉じる蓋と持ち運びに便利な取っ手付きで、使いやすさも考慮されていますよ。

さらに、耐水性に優れていて湿気や雨の多い環境でも安心して使える点や、シンプルなデザインで日常使いに適している点なども魅力。

サイズの割にやや重量があるのは気になるポイントですが、使い勝手の良さと頑丈さを兼ね備えた理想的なアイテムです。

【スペック】

  • サイズ: 外寸/125×360×高さ128mm、内寸/118×320×高さ124mm
  • 重量: 1.4kg
  • 材質: ステンレス

メッシュトレー 1unit 深型

『メッシュトレー 1unit 深型』は、1ユニット分のスペースにセットできる、耐久性に優れたスチールメッシュ製の収納トレーです。深型設計により大容量の収納が可能で、洗った食器や食材、大きめのギアなどさまざまなアイテムを整理して収納できます。

通気性が良いため湿気がこもりにくく、湿気に弱いギアや水遊びで濡れた衣類の収納にも最適。IGTをキッチンとして活用するシーンから、テーブルとして活用するシーン、収納として活用するシーンまで、幅広くマッチするアイテムです。

ただし、メッシュトレー同士のスタッキングはできず、複数買いした人からは「スタッキングできるようにしてほしい」といった口コミも。収納には工夫が必要そうですが、食材や物の置き場所としてだけではなく、「食器を炊事場まで運ぶ」といったバスケットとしての使い方もできる、非常に便利なアイテムです。

【スペック】

  • サイズ: 外寸/245×356×高さ127mm、内寸/227×316×高さ121mm
  • 重量: 1.1kg
  • 材質: ステンレス

スノーピークのIGTハンギングラックフレーム 2段セット

オプションアクセサリーである『IGTハンギングラックフレーム 2段セット』は、収納スペースを増やせる2段式のラック。

IGT自体のフレームと同様に、天板やトレーといったIGTシリーズのパーツをセットできる仕組みです。2ユニット分のワイドサイズであるため、鍋・食器・ケトルなどのキッチングッズ、料理に使う食材、ランタンやハンマーのように使用頻度の高いギアなどをたっぷり収納できます。

フレーム全体で60kgと優れた耐荷重であるものの、あれもこれも収納して重量オーバーにならないように注意しましょう。重量のバランスと、設置場所の安定性にさえ気を配れば、整理整頓に非常に役立つ超優秀なアイテムです。

【スペック】

  • 収納サイズ: 539×368×55mm
  • 重量: 4.8kg
  • 耐荷重: メインフレーム1個当たり20kg、IGTハンギングラックフレーム全体で60kg
  • 材質: 本体/ステンレス、収納ケース/ポリエチレン100% (生地)・ポリプロピレン100% (ベルト)

スノーピークのアイアングリルテーブル(IGT)の組み合わせ・カスタム例をご紹介

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ここからは、IGTの多様性と柔軟性を活かした、カスタム例をご紹介します。

さまざまなキャンプスタイルやシチュエーションに合わせたカスタム例をご紹介しますので、組み合わせのイメージを膨らませる際や、パーツを購入するときの参考にしてくださいね。

大人数での調理作業もスムーズなL字型キッチンスタイル

  • ギガパワーツーバーナー 液出し(2ユニット分)
  • ギガパワーLIストーブ剛炎
  • ステンスボックスハーフユニット(0.5ユニット分)×2
  • マルチファンクションテーブル竹
  • マルチファンクションテーブルコーナーL竹

大人数でのアウトドアにおける調理に最適な、L字型キッチンセットアップです。

4ユニット分のパーツが設置できるIGTフレームロングで、広めのスペースを確保。程よい高さの660mmの脚を組み合わせれば、作業にぴったりな高さになります。

また、パワフルな火力の『ギガパワーツーバーナー 液出し』『ギガパワーLIストーブ剛炎』により、合計3口のコンロで効率的に調理が可能です。

残りのユニットにはステンレスボックスハーフユニットを配置して、収納のスペースも完備。

さらに、『マルチファンクションテーブル竹』と『ウッドテーブルS竹』で、作業や食事に役立つスペースを拡張しています。

家族や友人とのキャンプやピクニック、アウトドアイベントなど多人数が集まるシーンに最適で、共同調理の楽しさを存分に味わえるカスタマイズです。

目の前で焼いて楽しむライブキッチン型ローテーブルスタイル

  • リフトアップBBQ BOX(2ユニット分)
  • マナイタセット L
  • メッシュトレー 1unit 浅型

IGTフレームロングに300mmの脚を組み合わせた、ロースタイルのライブ型キッチンのセットアップです。地面に近いリラックスしたダイニング空間は、アウトドアでの食事を特別な体験に変えてくれます。

2ユニット分のワイドなサイズである『リフトアップBBQ BOX』は、目の前で食材を焼きながら楽しめて、親密な雰囲気でのバーベキューに最適です。

また、空いたユニットには『マナイタセット L』を設置し、焼き上がった食材を目の前でカットして楽しめる仕様に。さらに『メッシュトレー 1unit 浅型』は、食器や調理器具、食材を収納するスペースとして活用できます。

アクセサリーには『スライドトップロングハーフ竹』をチョイスして、広いテーブルスペースを確保。調理から食事までをIGTで完結できるスタイルは、ゆっくりと料理と会話を楽しみたいアウトドアシーンでの使用に適しています。

ソロキャンで活躍するキッチン・テーブル・収納の一体型スタイル

  • ウッドテーブル S竹
  • フラットバーナー
  • ステンボックスハーフユニット(0.5ユニット分)
  • メッシュトレー ハーフユニット 浅型(0.5ユニット分)

ソロキャンプではなるべくコンパクトに、機能性の高いギアを選びたいところ。そんなときに最適なのが、調理・食事・収納をすべてIGTで完結できる、こちらの一体型スタイルです。

コンパクトながら簡単な調理には十分な性能の『フラットバーナー』に加え、『ウッドテーブル S竹』があれば、調理も食事もIGTで済ませられます。

空いたユニットには『ステンボックスハーフユニット』と『メッシュトレー ハーフユニット 浅型』で収納スペースを設けてあげれば、ギアや調理器具もすっきり整理できますよ。

積載に余裕があるときには『テーブルトップアーキテクト ユニットフレーム』をプラスすると、シェラカップやライトもセッティングできるハイブリッドスタイルの完成です。

ソロキャンプに適したシンプルかつコンパクトなカスタマイズでありながら、機能性・利便性にはとことんこだわった究極の形と言えるでしょう。

グループでのアウトドアが盛り上がるビュッフェ風スタイル

  • ギガパワーツーバーナー 液出し(2ユニット分)
  • グリルバーナー 雪峰苑
  • ウッドテーブル S竹
  • マルチファンクションテーブル ロング竹
  • IGT段差ジョイント

IGTフレームロングで作る、調理と食事に適したセットアップです。

IGTフレームロングにIGT830脚セットを付け、快適に調理ができる高さに。作業スペースになるウッドテーブル S竹、高火力のギガパワーツーバーナー 液出し、ステーキなどが楽しめる『グリルバーナー 雪峰苑』をセットすれば、大人数の食事を作るのにもってこいなキッチンの完成です。

さらに、 IGT段差ジョイントを使って、IGT660脚セットを取り付けたマルチファンクションテーブル ロング竹をつなげると、ひろびろと食事を楽しめるスペースが生まれます。

作った料理を食事スペースに並べて楽しむビュッフェスタイルは、グループキャンプやアウトドアイベントなど、大人数が集まる場面にぴったりです。

まとめ:スノーピークのアイアングリルテーブル(IGT)でアウトドアの可能性が広がる!

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本記事では、スノーピークのアイアングリルテーブル(IGT)の特徴とカスタマイズの魅力を解説しました。

カスタマイズは自由自在で、L字型キッチンのスタンダードなスタイルから、ソロキャンプ向けのコンパクトなセットアップ、そして大人数でのアウトドアパーティーに適したビュッフェスタイルまで、多彩な選択肢があります。

カスタマイズ性に加え機能性も抜群のIGTは、アウトドアをより楽しく、快適にしてくれるでしょう。

ぜひ今回の記事を参考に、自身の目的や好みに最適なIGTを作り上げてくださいね。

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