ジェフユナイテッド千葉、「歴代最強の外国人選手」はこの5名!

創設から30年を迎えたJリーグ。この間には数多くのクラブが存在感を発揮し、タイトルを争ってきた。

今回は「オリジナル10」の一角であったジェフ千葉から「歴代最強の外国人選手」を特集する。

ピエール・リトバルスキー

生年月日:1960年4月16日

国籍:ドイツ

ジェフの外国人レジェンドといえば真っ先に名前があがる「リティ」。ケルンで奥寺康彦とともにプレーした経験を持つドイツ代表の小柄なドリブラーで、Jリーグ創設の1993年に日本へとやってきた。

すでに30代であったが鋭いテクニックと正確無比のフリーキックで活躍を見せ、Jリーグでの初年度で9ゴールを奪取した。ジェフに所属したのは2年のみながら、その存在感は圧倒的だった。1994年に引退したものの、1996年からはベガルタ仙台の前身であるブランメル仙台で2年間プレーしている。

フランク・オルデネビッツ

生年月日:1965年3月25日

国籍:ドイツ

1997年の夏にケルンから加入したドイツ人ストライカー。ヴェルダー・ブレーメン時代に奥寺康彦と同僚だった選手で、西ドイツ代表でも2試合に出場した経験を持っていた。

ジェフでの1年目は半年間で7ゴール、そして1994年のシーズンには40試合で30ゴールを決めて得点王を獲得。ブンデスリーガで活躍したストライカーの実力を見せつけた。後にリトバルスキーとともにブランメル仙台でプレーしたことも。

ネナド・マスロバル

生年月日:1967年2月20日

国籍:ユーゴスラビア

ジェフ市原で5シーズンを過ごしたユーゴスラビア人アタッカー。名門ツルヴェナ・ズヴェズダで活躍していたが、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争の影響もあって日本への移籍を決断し、1994年に加入した。

1995年のシーズンでは52試合に出場して16ゴールを決める結果を残し、1997年には日本からユーゴスラビア代表にも選ばれている。1999年にはアビスパ福岡でもプレーし、Jリーグで現役を引退した。

チェ・ヨンス

生年月日:1973年9月10日

国籍:韓国

韓国代表のエースストライカーであったチェ・ヨンス。ワールドユース予選では日本代表のベンチにボールを蹴り込んだことでも知られ、闘争心と得点力に優れた生粋の点取り屋であった。

2001年にジェフ市原へと加入して1年目から21ゴールを奪取する活躍を見せ、その後の2シーズンも16ゴール、17ゴールと重要な役割を果たした。2004年に退団し、京都パープルサンガとジュビロ磐田でプレーしたあと韓国へと戻っている。

イリアン・ストヤノフ

生年月日:1977年1月20日

国籍:ブルガリア

ジェフユナイテッド千葉、歴代「最強の日本人選手」はこの5名!

「ストやん」の愛称で知られたブルガリア代表選手。最終ラインやボランチなど様々なポジションをこなせるユーティリティプレーヤーで、2005年から加入したジェフ市原・千葉では3バックの中央で活躍した。

その後サンフレッチェ広島とファジアーノ岡山でも長くプレーし、日本で現役を引退。その後も日本で生活を続け、レストラン経営を行う傍ら指導者として活動してきた。現在は相生学院でコーチを務めている。なお、息子も流通経済大学付属柏高等学校でサッカーをしている。

© 株式会社ファッションニュース通信社