【大阪支社】サッカーの第32回全日本高校女子選手権は30日、兵庫県立三木総合防災公園などで開幕し、全国9地区の代表と開催地枠の計32チームが頂点を争う。2大会ぶり7度目出場の専大北上(東北3)は、初日の1回戦で修徳(関東1、東京)と対戦。粘り強さを発揮し、5大会ぶりの初戦突破なるか。午後1時45分キックオフ。
専大北上は10月の東北大会3位決定戦で、PK戦を制して出場権をつかんだ。県勢女子初白星を手にした7月の北海道インターハイもPK戦。攻守の要となるMF白石朝香(あさか)主将(3年)やDF金井日和(ひより)(同)を中心にしぶとく守り、攻撃につなげる。佐藤徳信(とくのぶ)監督は「例年より個々の技術が高く、守備でもハードワークができる。強敵相手だが、粘り強く守り、磨いてきたパスサッカーで好機を確実にものにしたい」と意気込む。