柏が犬飼智也の完全移籍移行を発表! 7月加入でJ1残留に貢献

来季も柏でプレー。[写真:©︎J.LEAGUE]

柏レイソルは29日、浦和レッズからDF犬飼智也(30)の完全移籍加入を発表した。

かつて清水エスパルスや松本山雅FC、鹿島アントラーズでもプレーした犬飼は2022年に浦和入り。今年7月から柏にレンタル加入し、J1リーグ12試合に出場した。

途中加入だったが、センターバックとしてチームのJ1残留に貢献すると、来季から完全移籍に移行に。クラブの公式サイトで決意を新たにしている。

「完全移籍で柏レイソルに加入します。まず、去年の夏に怪我をしてから、なかなか試合に出られていない中で僕を必要としてくれたクラブには本当に感謝しています。そして、今年残留争いをしている中でも、サポーターのみなさんが常にポジティブな声を出し続けて共に戦ってくれたことは、本当に力になりました。ひとつでも多くの勝利を届けたいと心から思いました。強いレイソルになっていけるように覚悟を持って戦います。また一緒に戦ってください」

一方、浦和では思ったように出場機会を掴めなかった日々を悔しがりつつ、サポートに感謝した。

「柏レイソルへ完全移籍することになりました。浦和レッズでタイトルを獲るために移籍をしましたが、怪我もありチームの力になれず悔しさと申し訳なさを感じています。ただ、選手として埼玉スタジアムで浦和サポーターの声を背に戦えたこと、ACLのタイトルを獲ったときのスタジアムの雰囲気は一生の宝物です。一年半ありがとうございました。またスタジアムで会いましょう」

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