【浦和】武田英寿の復帰決定。2年半ぶり、2023年は水戸でリーグ38試合に出場

水戸のファンとサポーターへ「プロになってから、初めて個人チャントを作っていただき、最初に聞いた時は鳥肌がたったのを鮮明に覚えてます」と感謝。

J1リーグの浦和レッズは12月29日、水戸ホーリーホックに育成型期限付き移籍していたMF武田英寿(Hidetoshi TAKEDA)が2024シーズンに復帰すると発表した。2021シーズン途中にFC琉球へレンタルされて以来、2年半ぶりにレッズのユニフォームに袖を通す。

武田は2001年9月15日生まれ、宮城県出身の22歳。178センチ・68キロ。これまでのキャリアは、なかのFC ― ベガルタ仙台ジュニア ― 青森山田中学校 ― 青森山田高校 ― 浦和レッズ ― FC琉球 ― 大宮アルディージャ ― 水戸 ― 浦和。武田は浦和を通じて「浦和レッズのファン・サポーターの皆さんへ 久しぶりにまた浦和レッズのユニフォームを着て戦える日がきました。成長した姿をピッチの上で見せられるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」と意欲を示している。

昨季はJ2リーグ38試合・2得点を記録。レギュラーとして1年間戦った水戸のファン・サポーターに向けて、次のように感謝を伝えている。

「水戸ホーリーホックのファン・サポーターの皆さんへ1年間本当にお世話になりました。水戸ファミリーの一員になれたこと、心から嬉しく思います。どんな時でも熱く応援してくれたこと、本当に感謝しています。

プロになってから、初めて個人チャントを作っていただき、最初に聞いた時は鳥肌がたったのを鮮明に覚えてます。水戸ホーリーホックというクラブに来て、たくさんのことを学ばせていただきました。それは、ピッチの中だけではなく、ピッチ外のこともです。

こんなにたくさんの人に支えていただき、応援していただいていることを感じることができ、心の底からこのクラブのために頑張りたいと思いました。

そう思わせてくれたのは、水戸ファミリーのみなさんのおかげです。僕はこのクラブに来て、水戸ホーリーホックのユニフォームを着て戦ったことをとても誇りに思いますし、嬉しく思います。そして、僕の選択は間違ってなかった。

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皆さんのおかげでそう思えたシーズンでした。水戸ファミリーの皆さん、本当にありがとうございました。

水戸ホーリーホック、大好きです」

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