津山市加茂町山下の岡山県道津山智頭八東線沿いに設置された来年のえと辰(たつ)やクリスマスツリーのイルミネーションが、地域の夜を幻想的に彩り、ドライバーらの目を楽しませている。
同市加茂町河井、加茂町山下の住民有志が20年以上前から点灯。計約2400個のLED(発光ダイオード)を使い、縦約5メートル、横約6メートルの辰は体をうねらせる姿を黄色のライトで表現したほか、高さ9メートルのツリーには緑色のライトをつり下げ、先にピンク色の星をあしらっている。
有志の槙根大介さん(45)=同市=は「人口減や過疎化が進む地域を明るく照らし出し、住民らが元気になってくれたらうれしい」と話している。
点灯はツリーが31日、辰が来年1月15日まで。時間は午後5時~11時(同1月1~3日は午前4時まで)。