【東京大賞典】武豊「また来年頑張りたい」ノットゥルノは4着敗退

昨年2着と大井では好走しているノットゥルノだったが4着に敗れた。前半は内々のインで折り合いをつけていく形に。ロスなく好位を追走したが、直線では今ひとつ伸び切れなかった。鞍上の武豊騎手は「最後も頑張っている」と馬の健闘を讃えた。

4着 ノットゥルノ
武豊騎手
「行けたらハナへ行こうかなと思っていたんですが、外が速かったので3番手から。最後も頑張っているんですが、一時の不振は脱出したかなと思うので、また来年頑張りたいです」

レース結果、詳細は下記のとおり。

12月29日、大井競馬場で行われた9R・東京大賞典(G1・3歳上オープン・ダ2000m)は、川田将雅騎乗の1番人気、ウシュバテソーロ(牡6・美浦・高木登)が勝利した。1/2馬身差の2着に6番人気のウィルソンテソーロ(牡4・美浦・小手川準)、3着に4番人気のドゥラエレーデ(牡3・栗東・池添学)が入った。勝ちタイムは2:07.3(良)。

2番人気で岩田望来騎乗、キングズソード(牡4・栗東・寺島良)は、5着敗退。

遠征帰りも関係なし

2023東京大賞典・ウシュバテソーロと川田将雅騎手 (C)Hiroki Homma

断然の 1番人気に支持されたウシュバテソーロが外から捩じ伏せるような差し切りを見せた。スタートは今一歩という雰囲気で後方からの競馬。それでもゆっくりとポジションを上げていき、4コーナーでは大外へ進出。逃げ粘るウィルソンテソーロをゴール寸前できっちりと捕らえた。この勝利で昨年に続いての連覇達成。まだまだ力の衰えはなく、ダートチャンピオンの座は譲らなかった。

ウシュバテソーロ 32戦11勝
(牡6・美浦・高木登)
父:オルフェーヴル
母:ミルフィアタッチ
母父:キングカメハメハ
馬主:了德寺健二ホールディングス
生産者:千代田牧場

【全着順】
1着 ウシュバテソーロ 川田将雅
2着 ウィルソンテソーロ 原優介
3着 ドゥラエレーデ B.ムルザバエフ
4着 ノットゥルノ 武豊
5着 キングズソード 岩田望来
6着 グロリアムンディ T.マーカンド
7着 テンカハル 坂井瑠星
8着 ミックファイア 御神本訓史
9着 マンガン 笹川翼

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