【仙台国際ホテルが考える特別な体験”自家製オリジナルキャビア”の試食会】

「自家製オリジナルキャビア試食会」とは

”本物の美味しさ”を、最高の形で召し上がっていただきたい―――。口に入れた瞬間に感じる甘み、後を引くコクに滑らかさ…。キャビアの濃厚な味と、贅沢な余韻を食の都仙台の皆様にも、どうにか味わっていただきたい。そんな想いを胸に、私共仙台国際ホテルは2022年2月に初めてのキャビアイベント、「自家製オリジナルキャビア試食会」を開催致しました。

第2回イベントの実施 2023年11月24日

次はこの技術を活用し、もっとお客様に特別な体験をご提供したい…。自家製オリジナルキャビアの開発だけでは飽き足らず、「特別な体験」の提供を目指し協議を重ね、今年11月24日、2回目となる「仙台国際ホテルオリジナルキャビア試食会」の開催に至りました。今回は“キャビアで遊ぶ”試食会です。著名なインフルエンサーの皆様もお迎えしての開催と相成った今回。第一回とはまた違った試食会の様子を、是非ご覧ください。

チョウザメの到着

11月24日(金)のお昼過ぎに、関東からチョウザメ2匹が厨房に届きました。生きたチョウザメが大きな水槽から取り出されると同時に歓声が沸き上がります。

大きなチョウザメはそれぞれ約15.3kgと16.7kg!ここから取り出されるキャビアは約3kgほどとのこと。

その希少性も納得です。

キャビアを仕込む

チョウザメをさばいた後、魚卵を傷つけないように丁寧に扱います。水の勢いにも気を配って。とにかく優しく丁寧に。

水気を切りボウルに移します。最後の一粒まで残さずに移します。

重さ15.3kgのチョウザメから3.05kg、16.7kgの方からは3.02kgの魚卵が採れました。

塩分濃度3%!魚卵の美味しさを損なわない塩梅です。

出来立てを食べて頂くため、粒子が細かいヒマラヤ岩塩クリスタルソルトを使用!粒子が荒いと口の中で塩がざらつくため、キャビアの邪魔に。この心配りが美味しさの秘訣です。

出来立てキャビア

出来立ての自家製オリジナルキャビア 色艶の良さは市販のそれとは一線を画します。キャビアは金属臭いが移りやすいので専用の貝殻のスプーンでお召し上がりいただきました。

塩がなじむまで少しの時間休ませます。そして・・!菅井総料理長をはじめ、シェフたちがお料理に仕立てました。

総料理長菅井料理長と中国料理羽田料理長が考案した、キャビアのための前菜。

キャビアの食べ比べ(塩に漬けた時間が異なるNo. 1とNo. 2です)

お供のお料理は

フランス料理: "仙台市田代農園カブのブラマンジェ" "塩釜産ひがしものとアヴォガドのメリメロ" "ブリニ" "サワークリーム"

中国料理: "近江鴨の紅茶煮干し柿巻" "鱈白子のゆう水漬け" "烏龍茶燻製掛け"

お愉しみ“キャビアで遊ぶ“贅沢な体験

塩漬けなしの「とれたて生キャビア」に、お馴染み塩分濃度3%のキャビア、塩分濃度1%のキャビア…。さらに今回は、紹興酒漬けのキャビアや、しょうゆ漬けのキャビアもご用意いたしました。塩に漬ける時間を変えたものは、色も味わいも全く変わり、そのキャビアの可能性の大きさに会場も大盛り上がり。

シャリ玉(寿司の酢飯)や七ヶ浜産の海苔、バケット、厳選された醤油が数種、自家製XO醤と豆板醤、ワサビ等、お客様ご自身で組み合わせを自由に楽しんでいただきました。さらにお飲み物には、宮城の日本酒やシャンパーニュ、紹興酒、ボルドーの赤ワインなどをご用意。自分だけのキャビアの楽しみ方を発見していただく、新しい試みとなりました。仙台国際ホテルのスタッフも参加し、お客様とキャビアの美味しさを一緒に探求することができる、またとない機会となりました。

キャビアの他にもホテル伝統のお料理をお愉しみいただきました。

中国料理の自家製蒸しスープ

約8時間以上蒸して作る至高のスープは、フカヒレやすっぽん、干し帆立などの様々な乾物を惜しみなく使った贅沢なお味です。出汁をそのまま味わうような、深みのある複雑なスープ。

雑味のない旨みに、ナツメや生姜、クコなど薬膳でも使われる食材を合わせ、体も心も満たされる極上のスープです。

栗駒産サーロインのローストビーフ

半頭買いした仙台牛は、抗生剤を使わない雑味のない牛肉を厳選して仕入れました。お客様の目の前で菅井料理長がカットしてご提供。じっくりと火を通した牛肉は鮮やかで美しいピンク色。しっとりと柔らかな質感で甘みがあり、溢れる肉汁がその牛肉の質の良さを物語っているようでした。

この断面をご覧ください!完璧な焼き加減が伝わっていますでしょうか!宮城の秋の恵いっぱいの厳選したお野菜とソースをあしらって出来上がり。

お愉しみ林檎の宝石箱 炎の演出ジュビレソース

仙台国際ホテルではお馴染みとなりました、スタッフによるデザート炎の演出、「フランボワーズのジュビレ」。木苺のソースを使ったフランベ演出や、目の前でスパイラルカットしたレモンの皮に伝う繊細な炎に、会場も沸き上がります。

レモンのさわやかな香りに包まれた会場に登場した本日のデザートは、山元町りんごを使ったお愉しみ林檎の宝石箱です。一つ一つ手作りで作られた可愛らしいりんご型のムースに、温かいフランボワーズジュビレのソースをかけてお召し上がりいただきます。

真っ赤なりんごをスプーンの背でたたくと、中からはムースと林檎のソテーが出てきます。まさに「宝石箱」な、目でも楽しめる遊び心たっぷりなデザートです。

食後のお飲み物は仙台国際ホテルオリジナルティー”杜の馨”をご提供しました。

お飲み物は宮城の日本酒「浦霞禅」「伯楽星 純米大吟醸」、シャンパーニュ、紹興酒、ウォッカ、などキャビアとの相性を実験しながら飲んでいただく趣向にしました。

今後の展開もご期待くださいませ!

2024年2月11日 第3回「出来立て自家製オリジナルキャビアの晩餐」を開催いたします!

キャビアの食べ比べ“お遊びキャビア”はもちろん、ホテル伝統のお料理やソムリエが厳選する宮城の日本酒やワインもフリーフロー。また、生きたチョウザメからのキャビアを作成も見学でき、丸ごとキャビアを体感できる会に仕立てております。

キャビアの採卵期は10月から3月ですので、今季ではこれが最後のイベントとなります。

また、ただいま当ホテルのフレンチレストランL’osier D’or、中国料理 翠林にて、自家製のキャビアをご賞味いただけるコースメニュー(料金:ひとり26,000円(税・サービス料込))を展開しております。ホテル特製の調味料との組み合わせや、イベントでも大好評のキャビア軍艦を体験してみませんか?

お問合せは、Eメールskh-kikaku@tobuhotel.co.jpまでお気軽に!

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