宮崎が栃木からDF吉田朋恭、いわきからFW吉澤柊を完全移籍で獲得!

宮崎移籍となった吉田朋恭、吉澤柊[写真:©︎J.LEAGUE]

テゲバジャーロ宮崎は29日、DF吉田朋恭(26)、FW吉澤柊(25)の完全移籍加入を発表した。吉田は栃木SC、吉澤はいわきFCからの加入となる。

吉田は群馬県出身で、前橋育英高校から産業能率大学へ進学。2020年に福島ユナイテッドFCへ入団すると、2021年にモンテディオ山形へ完全移籍し、2022年途中には栃木へ期限付き移籍となった。

栃木での1年半では明治安田生命J2リーグで通算32試合に出場。今シーズンは25試合でプレーしたが、今月15日に契約満了が発表されていた。

吉澤は作新学院大学から2021年にいわきへ入団。3年目の今シーズンはJ2で25試合に出場し、2得点をマークしていた。

吉田は宮崎を通じてコメントしている。

「初めましてテゲバジャーロ宮崎のファン、サポーターの皆様。栃木SCから加入することになりました、吉田朋恭です。まずはチームに迎えいれていただいた、大熊監督をはじめとする強化担当の方々、テゲバジャーロ宮崎を支援していただいているスポンサー、ならびにテゲバジャーロ宮崎を応援するすべての皆様に感謝します」

「テゲバジャーロ宮崎の為、そして宮崎県をサッカーで更なる活気溢れる街にする為、J2昇格を果たすべき任務として邁進してまいります」

「また個人的ですが、関東より南でプレーさせて頂くのは宮崎が初めてとなります! 新しい環境でプレーできること、新たな地域での発見をとても楽しみにしています! 来シーズン熱い応援よろしくお願いします!」

吉澤は両クラブを通じて想いを綴った。

◆いわきFC
「このたび、テゲバジャーロ宮崎に完全移籍することを決断しました。まず初めに、今シーズンは多大なるご声援をいただき、本当にありがとうございました。難しい試合が続く中でも、サポーターの前向きな声援に何度も助けられました。1-9で負けたアウェイの清水戦。遠くまで足を運び、情けない試合をしたにも関わらず、サポーターの皆さんは『次は絶対勝とう、下を向くな』そう言ってくれました。大敗した後にこんな言葉を掛けてくれるサポーターの為に、何が何でも次の試合は絶対に勝たなくちゃいけない、自分がこのチームを勝たせたい、救いたい、そう思わせてくれました。そんないわきFCのサポーターが僕にとって誇りです」

「そして今シーズンのホーム長崎戦。今年ケガから復帰して初めてメンバーに入った試合、これが3年間在籍している中で、僕にとって初めての声出し応援の試合でした。試合には出場できませんでしたが、アップの時、ピッチで初めて耳にした僕のコールに鳥肌が止まりませんでした。JFL時代から在籍している僕にとっては『俺ってJリーガーになったんだ』と、そう思わせてくれたことを今でも鮮明に覚えています。このように思うことができたのも、いつも最高の雰囲気を作ってくれるサポーターのおかげです。いわきFCのサポーターのみなさん、僕をJリーガーにしてくれてありがとう。本当に最高でした。これから先、何年経っても一生忘れることのない僕の財産です」

「最後に、JFL・J3・J2と一緒にプレーしてきた仲間たち、本当にありがとう。辛い事が多かったこの3年間ですが、みんながいるから乗り越えられることが沢山ありました。本当に感謝しています。サッカーを続けている限り、また会えるので、その時を楽しみにこれからも頑張っていきます! またどこかで!」

◆テゲバジャーロ宮崎
「このたび、テゲバジャーロ宮崎に完全移籍加入させていただくことになりました、吉澤柊です。覚悟を持ってこのクラブに来ました。ゴールという結果で恩返しできるように、日々の1日を大切にしていきます。謙虚に貪欲にチャレンジして行きたいと思います! 宮崎の皆さん、よろしくお願いします!」

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