綾野剛 ニルヴァーナから受けた衝撃「歌ではなく“叫び”が存在していました」

“上質な音楽を、じっくり味わう”をテーマにTOKYO FMで放送中の生ワイドラジオ番組「THE TRAD」(毎週月曜~木曜15:00~16:50/月、火:稲垣吾郎、吉田明世/水、木:ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、中川絵美里)。パーソナリティが各音楽ジャンルに秀でたマイスターたちとともに、本質的で流行に左右されない、上質な音楽と趣味の話題をお届けする音楽番組です。12月12日(火)の放送では、綾野さんが音楽との出会いなどについて語ってくれました。

(左から時計回りに)稲垣吾郎、吉田明世、綾野剛さん

◆ニルヴァーナが音楽の可能性を広げてくれた

吉田:今日は綾野剛さんがどんな音楽を聴いてきたのかも迫りたいと思います。

稲垣:綾野さんはバンドもやられていますからね。最初に音楽を意識したのは、ニルヴァーナだとお聞きしました。

綾野:そうですね。ニルヴァーナが最初でした。いろんな音楽を聴いていたのですが、自分の琴線に触れ始めたというか。(子どもの頃から)当たり前のように音楽はあったのですが、意識的に聴こうとしたのはニルヴァーナが初めてです。

稲垣:それはいつぐらいに?

綾野:中学生ぐらいだったと思います。

稲垣:衝撃的だよね。

綾野:いわゆる歌ではなく“叫び”が存在していました。

稲垣:ニルヴァーナでオルタナロックに目覚め、そこから衝撃を受けたのが、アメリカを代表するメタルバンド・スリップノットだったと。

綾野:はい。このバンドに出会って音楽の可能性といいますか、“怒り”というものを直接的に音楽に灯すような、痛みや怒りを音に変えるものに対して、ものすごくシンパシーを受けました。

稲垣:カナダのメタルバンドのストラッピング・ヤング・ラッドも挙げてくれて、僕も午前中聴いていました。

綾野:ビックリしますよね(笑)。このあたりでドラムにツインペダルがあることを知りました。まさか、ストラッピング・ヤング・ラッドが吾郎さんの番組で流れるとは(笑)。

綾野さんは12月14日(木)から配信スタートしたNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」に出演。同作品は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された冨樫義博さんによる大ヒット漫画「幽☆遊☆白書」の実写ドラマです。綾野さんは主人公の前に立ちふさがる敵・戸愚呂兄弟の弟、稲垣は戸愚呂兄弟を雇った謎の人物・左京を演じています。

<番組概要>
番組名:THE TRAD
放送日時:月~木 15:00~16:50
パーソナリティ:月・火:稲垣吾郎、吉田明世 /水・木:ハマ・オカモト(OKAMOTO‘S)、中川絵美里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/trad/

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