リビングカー 中高生に安らぎを 札幌の団体が居場所づくり 食料配布も

子どもたちに過ごしてもらおうと、テーブルの設置などリビングカー内の準備を進めるスタッフ=16日、札幌市中央区の中島児童会館前(村本典之撮影)

 若者の生活支援を行う公益財団法人「さっぽろ青少年女性活動協会」など札幌の団体が、カーペットやテーブルを備えたワゴン車「リビングカー」で子どもたちの居場所づくりに取り組んでいる。市内を巡り、中高生と交流するほか、ヤングケアラーやひとり親家庭に食料を配布する活動も展開する。同協会は「困りごとを抱える子どもたちの元に直接出向き、安心を届けたい」と話す。

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