アサヒグループ食品 日本初 月経に関する機能性を訴求 新商品「わたしプロローグ」へ開発担当者が込めた想いとは?

アサヒグループ食品は、日本初となる月経に関する機能性を訴求する機能性表示食品を発売して、仕事や生活スタイルの変化などを感じやすくなる20代後半から30代女性の前向きな人生の始まりに寄り添う。

商品名は「わたしプロローグ」。2024年1月25日から「カルピス健康通販」で発売される。

同商品は、アサヒグループ独自の乳酸菌「CP2305ガセリ菌」を配合したサプリメント。

1袋60粒入りで、一日摂取目安量である2粒当たりに「CP2305ガセリ菌」を100億配合している。

「CP2305ガセリ菌」は“正常な月経周期を有する健康な女性の月経前の一時的な晴れない気分の軽減を訴求する機能がある”と研究報告されている。

生理や生理前に、体調やメンタル面のバランスを崩す女性に着目して約2年かけて開発された。

左からアサヒグループ食品のダイレクトマーケティング部の藤澤侑衣氏と岩崎琢也ダイレクトマーケティング部部長

商品名「わたしプロローグ」に込めた想いについて、開発を担当したダイレクトマーケティング部の藤澤侑衣氏は「生理で調子が出ない自分も嫌わずに、自分の一部であると受け入れることで365日自分らしい毎日を過ごしてほしい」と語る。

継続摂取を推奨し、定期便コースでは生理管理アプリ「4MOON」のプレミアムプラン1ヵ月無料クーポンを用意している。

そのほか「通販初の取り組みで、自分と向き合うツールとしてブランドブックを配布する。これは商品の説明に留まらず、ほとんどがジャーナリングできるページになっている。2回目以降の配送では色鉛筆のセットや、3回目以降ではナプキンなどが入れられるオリジナルポーチなど実用的なものを用意させていただく予定」という。

摂取期間について、岩崎琢也ダイレクトマーケティング部部長は「ヒト試験に基づくと月経6周期で継続摂取いただいており、エビデンスに基づけば6周期、6カ月間継続的に摂取いただきたい」と述べる。

「CP2305ガセリ菌」の推定メカニズムについては「『CP2305ガセリ菌』が腸に作用し脳腸相関を介して脳に働きかけ、女性ホルモンの分泌量に作用し月経前の精神面における症状を改善すると考えられている」と説明する。

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