年末年始を古里福井で過ごす人たちの帰省ラッシュが本格化している。福井市のJR福井駅では12月29日、帰省客と出迎えの家族らが久々の再会を喜び、次々と笑顔の花を咲かせた。JR西日本金沢支社によると、ピークは30日。
兵庫県から新幹線と特急を乗り継ぎ帰省した女性(54)と息子(14)は改札を出ると、息子のいとこ(10)らの出迎えを受けた。息子は「おいしいおすしが食べたい。雪遊びも楽しそう」と話し、大きく手を振って歓迎したいとこは「かくれんぼとかして、たくさん遊びたい」と喜んでいた。
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同支社によると、この日午後4時までの下り線の特急で自由席乗車率が100%以上となったのは、しらさぎ7号の180%など計11本。北陸新幹線の指定席の予約状況(28日午後1時現在)は、かがやき、はくたか計35本のうち33本で満席となった。
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Uターンラッシュのピークは1月3日を見込んでいる。