上白石萌音、星街すいせ、飯塚悟志MCの「あたらしいテレビ」。注目クリエーターが“次世代”コンテンツやエンタメを語り合う

NHK総合では、2024年1月1日に、コンテンツ徹底トーク番組「あたらしいテレビ2024」(午後10:15)を放送。上白石萌音、アイドルVTuber・星街すいせい、飯塚悟志東京03)がMCを務める。

テレビ、映画、音楽、漫画、小説など、今や万人共通のヒットを目指すことが困難な時代だ。そんな中、細分化しているからこそ、誰かが今一番面白いと思っているコンテンツは何なのかが気になるもの。そして、多様なコンテンツに気軽に触れられるとともに、コンテンツを生み出すハードルも下がったからこそ生まれているトレンドとは?

ちまたにあふれる映像コンテンツを振り返りながら、これから先の未来をちょっとだけ考えてみる「あたらしいテレビ」では、時代の空気が感じられるトークが満載。変化の著しい時代だからこそ、“次世代”に焦点を当て、コンテンツやエンターテインメントの今とこれからについて語り合う。

主に三つのコーナーを展開。「ダイヤモンドトーク」のコーナーでは、脚光を浴び光り輝く若き才能に着目。「座談会」形式で、コンテンツへの向き合い方を話す。登場するのは、「チ。―地球の運動について―」で手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞の漫画家・魚豊氏、「ビューティフルからビューティフルへ」で文藝賞受賞の小説家・日比野コレコ氏、次世代ラジオスターとも称されるアンジェリーナ1/3(Gacharic Spin)、マルチに活躍する蓮見翔(ダウ90000)、ホラー映画監督・清水崇氏が絶賛する小学生・今井環監督の5人。

また、「コンテンツバトン」のコーナーでは、「話題のあの人は今何を見ているのか?」という疑問を基に、今活躍している人にインタビュー。「最近ハマっているコンテンツは?」「関わった人に聞いてみたいことは?」という問いから、数珠つなぎ的に次の人へ進んでいく。 そして、「心が動いた!超個人的コンテンツアワード」では、局やメディアの垣根を越えて、エンターテインメント界のトップランナーたちが、23年に心が動いたコンテンツ10選を推薦。MCの3人も思わず身を乗り出す、深く面白く、時に鋭いトークに注目だ。

上白石は「前回に引き続き出演させていただきます。飯塚さんと星街さんとの、まさに『あたらしさ』に満ちた収録でしたが、VTRの熱さとセットのこたつの温かさとで、終わる頃には心身ともにホカホカになっていました。映像に携わる身としても、映像を受け取る一視聴者としても、とても濃密で刺激的な時間でした。あんな話やこんな話、どこまで放送されるんだろう!! 新しい年の新しい日、ご一緒できたらうれしいです」と、刺激的な時間となったことを伝え、視聴を呼び掛ける。

星街は「『ダイヤモンドトーク』で、若手のクリエーターたちが、若手って言われるのがすごく嫌だとか、くくられるのが嫌だとか、いろいろな議題を基に会話してて、私もすごく考えさせられたし、今後の活動とかももっと考えてやっていきたいなとか、自分のやりたいことを信じていきたいなとか、すごい刺激をもらった1日でした。テレビとして新しいことをやっているんだなってすごく思ったので、見ていただいて、ここが新しい部分なんだろうな、こういうところをテレビでやるのが新しい切り口なんだろうな、とか気にして見てもらえると楽しいかもしれません!」と、見どころをアピール。

飯塚は「すごく勉強になりましたね。いろいろなジャンルの若い世代のクリエーターが議論するコーナーがあって、僕らが思っている以上の深い言葉で話をされていたので、それを自分に置き換えて、自分事でかみ締めて、見させていただけた。本当に貴重な時間でした。すごく若い方、それこそ小学生の子もいたけど、そういう子からクリエーティブな、エンターテインメントの真髄を聞けたのは、ちょっとびっくりでしたね」と感銘を受けたことを報告している。

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