立民・岡田幹事長が方針転換!?政権交代の時期「次の次の選挙でチャレンジ」→「次の選挙こそ勝負」

立憲民主党の岡田克也幹事長(70)が28日、都内での党会合で「従来、次の選挙で議席をしっかり伸ばして、その次に政権にチャレンジするという風に言っておりましたが、その考えを私は捨てております」と方針転換。「次の選挙こそ勝負だという風に考えております」と、次期衆院選が政権交代のチャンスだと述べた。

岡田氏は「今の世論を見てみても、国民の政治に対する不信感、そういうのを見ていても、今こそ立憲民主党がしっかりと前に出て政権を目指すと。それが来年だと思っております。特に来年の前半が、国会も始まります。極めて大事で、そこでしっかりと抜け出して、政権交代実現したいと考えております」と強く語った。

会合後の記者会見で、政権交代を目指す時期を〝前倒し〟した真意を問われた岡田氏は「強大な与党に対してしっかり力をつけてという風に思っておりましたが、与党はこういう状況で、長すぎた自公政権に対する国民の批判も高まっている。野党もっとしっかりしろと。そういう声だと思っています。その声に応えていかなきゃならない」と説明。「この国の政治がこれ以上おかしい状況を続けていくわけにはいかない」と自負した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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