米人気ドラマ「よりハードな」R指定版に 「クレイジーに」再編集 

ザック・スナイダー監督は、現在配信中の(13歳以下には助言・指導が必要な)PG-13版『REBEL MOON』と、「よりハードな」(17歳以下は親または保護者の同伴を要する)Rレイティング版の両方を非常に誇りに思っているという。2部構成の同SF映画は、今月22日からネットフリックスでPG-13レイティングの『REBEL MOON-パート1:炎の子』が配信開始、来春には『REBEL MOON-パート2:傷跡を刻む者』が配信される一方、Rレイティング版の公開も予定されている。

スナイダー監督は、SFX誌にこう話している。「PG-13版を非常に誇りに思っています。劣ったバージョンだとは感じていません」「そう言いつつも、私の個人的な美的感覚では、よりハードなRレイティング・バージョンの映画、より遅いバージョン、もう少しクレイジーな方は、広い観客層の支持を得ないかもしれませんが、私にとってはより面白いものです」「しかし私は、PG-13バージョンで我々が成し遂げたことを非常に誇りに思っていますよ」

スナイダー監督は、子供も楽しめる映画だと考えるものの、製作中は若いオーディエンスを意識していなかったという。「これは子供向けの『ロード・オブ・ザ・リング』でしょうか?」「子供達も楽しめるもので、子供達にとっては確実に愉快な作品ですが、子供向けというわけではありません」「この映画のPG-13版でさえ、アダルトファンタジー感はかなりあります。大人の審美眼を備えていますからね」「多くの意味で(SF雑誌)ヘビー・メタルから生まれましたから、それが審美眼の基となっています」「他にあるSF作品とは多くの意味で違ったものなんです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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