「砂の上にも花は咲く」チャン・ドンユン、コーチの座をかけてイ・ジェジュンと対決【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

写真=ENA「砂の上にも花は咲く」放送画面キャプチャー

チャン・ドンユンが、イ・ジュミョンの潜入捜査に気づいた。

28日に韓国で放送されたENA水木ドラマ「砂の上にも花は咲く」第4話は、キム・ベクドゥ(チャン・ドンユン)がオ・ユギョン(=オ・ドゥシク、イ・ジュミョン)が警察官であることを知った。偶然出会ったユギョンの義母が、幼い頃にドゥシクがロールモデルにしていた“ミスク姉さん”ことチュ・ミスク(ソ・ジョンヨン)であることを思い出したのだ。「あんた、警察官だろう?」とユギョンを困惑させた直球のエンディングが好奇心を刺激した。何より、クァク・ジンス(イ・ジェジュン)が強いだろうというみんなの予想を覆して、ベクドゥは接戦を繰り広げた。ライバルマッチで勝負を決められない中、コサン郡庁のシルム(韓国の相撲)団のコーチは誰になるかにも注目が集まっている。

チームにも自分にも彼が必要だというユギョンの言葉に、ベクドゥはコーチ就任を躊躇した。しかし、ベクドゥはコサン郡庁のコーチ職のために所属チームであるソンウォン市庁のコーチも断ってきたジンスが気になった。ベクドゥは兄たちの説得に気を引き締めようとしたが、ユギョンの真心を見過ごすことができなかった。

町の人々も騒然とした。シルム団のコーチとして、ベクドゥとジンスのどちらが適任なのか議論になったのだ。親友である“ベクドゥの母”マ・ジンスク(チャン・ヨンナム)と“ジンスの母”イム・ヒョンジャ(ファン・ソクジョン)の奇妙な心理戦も続いた。ベクドゥは談判するためにジンスに会いに行った。彼がジンスに向かって「コサンでどうしてもコーチをしなければならないのか?」と尋ねると、ジンスは「いいから一線交えよう」と勝負を提案した。しかし、ベクドゥは金剛(クムガン)級を4回も獲得したジンスとの対決に自信がなかった。諦めて踵を返した瞬間、ユギョンと目が合い、思わず「僕は自信がないんだ……。君に負ける自信がない!」と言ってしまった。

コサン郡庁シルム団コーチの座がかかったベクドゥとジンスの“ライバルマッチ”を見るためにコサンの人々が総出動した。予想とは異なり、ベクドゥとジンスは対等な試合を続けた。体重も違って、しかも金剛級を4回もしたエースを相手にベクドゥが善戦すると、会場は熱く盛り上がった。勝負を決める3回戦が始まった瞬間、予想外のことが起こった。刑事たちがベクドゥのところに訪ねてきて試合が中断されたのだ。

ベクドゥは、貯水池で死亡したチェ・チルソン(ウォン・ヒョンジュン)の最後の目撃者として指名された。チルソンと口論している様子が防犯カメラに捉えられたベクドゥは困った状況に。何があったのか事実を話すよう言われた彼は、酒に酔っていたため何も覚えていないと説明した。チルソン殺害の濡れ衣を着せられるところだったベクドゥを救ったのは、チュ・ミラン(キム・ボラ)だった。目撃者であるミランの証言で、ベクドゥの召喚はハプニングで終わった。酔っ払ったベクドゥが口論までしてチルソンに渡そうとした4万ウォン(約4000円)の正体は、食堂でチルソンが受け取らなかったお釣りで、ベクドゥがネコババしたお金だったのだ。大きな過ちを自白するかのようなベクドゥの姿は、取り調べを見ていた警察官たちまで失笑させた。

ベクドゥは新たな真実も知った。彼はミスクがユギョンの義母ではなく、幼い頃の彼女のロールモデルである“ミスク姉さん”であることを知った。ずっと変だと思っていた彼は、ユギョンに駆けつけていき、「あんた、警察官だろう?」と問い正した。予想外の質問に戸惑うユギョンに「あんた、結婚もしてないだろう?」と立て続けに直球を投げるベクドゥ。さらに「見た目はぼーっとしているように見えても、本能的に勘が良い人。そういう人の勘が働くと、何も騙せませんから」というミン・ヒョヌク(ユン・ジョンソク)の言葉は、彼らに吹き荒れる変化の風を期待させた。

ENA水木ドラマ「砂の上にも花は咲く」は、毎週水・木曜日の夜9時に放送中。

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