レアル・マドリードは、カルロ・アンチェロッティ監督との契約を2026年6月30日まで延長することに合意したことをクラブ公式サイト上で発表した。
現在64歳のアンチェロッティ監督は、現役時代にパルマやローマ、ミランで活躍。イタリア代表としてもプレーした。
現役引退後は指導者の道に進み、ユヴェントスやミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンといった名だたるクラブを指揮。各クラブで主要タイトルを獲得してきた。
アンチェロッティ監督が最初にレアル・マドリードを指揮したのは2013年から2015年。コパ・デル・レイやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、FIFAクラブワールドカップ(W杯)などを獲得した。
二度目にレアル・マドリードの監督に就任したのは2021年。ラ・リーガやCL、クラブW杯などを獲得した。アンチェロッティ監督は5シーズンで計10個のタイトルを獲得し、レアル・マドリードに多大な貢献をしてきた。
アンチェロッティ監督とクラブの現行契約は今季限りで満了となる予定で、同指揮官にはブラジル代表監督就任の噂もあった。だが、今回の契約延長によって、両者の関係は2026年まで続くことになった。