東証大納会 年末として34年ぶりの高値

東京証券取引所で29日、1年の取引を締めくくる大納会が行われ、日経平均株価の終値は、年末としては、バブル経済期の1989年以来34年ぶりの高値で史上2番目となりました。

「きょう(29日)の日経平均株価は、3万3000円台をつけて、今年の取引を終えました」

29日の日経平均株価の終値は、3万3464円17銭となり、去年末と比べて7000円以上の上げ幅となりました。

日本取引所グループの山道裕己CEOは、「来年は新NISAが始まる年で、貯蓄から投資への流れが大きく加速する1年になる」と来年の日本経済の展望を述べました。

栗山英樹さん:「来年こそは世界が日本の経済を憧れる存在になってくれると信じています」

今年は、ワールド・ベースボール・クラシックで、監督として世界一に導いた栗山英樹さんが取引を締めくくる鐘を鳴らし、参加者全員で来年の日本経済の活況を願いました。

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