マンUのテン・ハフ監督、クラブ株式を取得したラトクリフ氏の支援を期待「一緒に仕事ができるのを本当に楽しみにしている」

写真:マンUを率いるテン・ハフ監督が新オーナーに言及

マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督が、同クラブの株式を取得したイギリス人資産家で多国籍化学企業『INEOS(イネオス)』の会長を務めるサー・ジム・ラトクリフ氏について言及した。

マンチェスター・ユナイテッドとラトクリフ氏は、25パーセントを上限とする株式取得に合意。『INEOS』はフットボール部門の管理責任を委譲される模様で、クラブの将来に向けて約3億ドル(約427億円)の追加投資が予定されていることも併せて発表されている。

イギリス紙『デイリー・メール』によると、テン・ハフ監督はラトクリフ氏と『INEOS』からの支援を大いに期待している模様。「一緒に仕事ができるのを本当に楽しみにしている」と語った。

「(マンチェスター・ユナイテッド元最高経営責任者〔CEO〕の)リチャード・アーノルド氏と、(暫定CEOの)パトリック・スチュワート氏から与えられた保証に満足している。私は株式取得の開始段階から常に情報を得ていたし、会議や交渉でどのような合意があったのか、あらゆる詳細を知っていたんだ」

テン・ハフ監督は「スケジュールが非常に詰まっていたので話す時間がなかった」と、ラトクリフ氏および『INEOS』側とコンタクトが取れていないことを明かしつつ、「必ずその日はやって来るだろう」とコメント。また、「誰がオーナーであっても、我々には勝利する文化が必要だ」と、プレミアリーグ7位からの巻き返しを誓った。

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