英メディアがチェルシーの冬の放出候補を予想 収支バランス調整のため、一部選手の放出を検討中

写真:契約更新の話が進んでいないというギャラガー

チェルシーはまたしても忙しい移籍市場を過ごすことになるのだろうか。1月の移籍市場ではさらなる選手の獲得を噂されている。また、プレミアリーグのファイナンシャル・フェアプレーの規則を守るために一部の選手を放出し、収支バランスを調整する必要がある。そこでイギリスメディア『デイリーミラー』は、次の移籍市場で売却する可能性のある5人の選手の名を挙げている。

まずは、コナー・ギャラガー。今季ここまでほとんどの試合に出場しているが、約4000万ポンド(約72億円)の移籍金で放出する可能性があるという。チェルシーとの契約期間が残り18カ月となったギャラガーは、残留を希望していると報じられているが、契約延長の兆候は見られていないようだ。

以前、ポチェッティーノ監督は「それはクラブと選手の間の問題」と、ギャラガーの去就について発言。「彼はほぼすべての試合でスタメンに名を連ねており、キャプテンの1人でもある。私にとって、彼はクラブに必要なタイプの選手」と語っており、ポチェッティーノ監督はギャラガーの残留を希望している。

次に、アルバニア代表FWのアルマンド・ブロヤの名前も挙げられている。ヒザの大ケガから復帰したブロヤ。今シーズンここまで、公式戦13試合に出場し1ゴール1アシストと、期待された数字を残すことができていない。

現在チェルシーは新たなストライカーを探しており、ブレントフォードのアイヴァン・トニー、レバークーゼンのヴィクター・ボニフェイス、RBライプツィヒのベンヤミン・シェシュコに注目しているという。新ストライカーの獲得に成功した場合、ブロヤは少年時代から過ごしたチェルシーから離れる可能性のあるようだ。

続けてオランダ代表のイアン・マートセンも放出候補の1人のようだ。マートセンは今夏も移籍の可能性が報じれており、バーンリーとクラブ間合意まで至ったことが伝えられていた。しかし、チェルシーの残留を望んだマートセンは、移籍を拒否していた。マートセンはギャラガーと同様にチェルシーとの契約が残り18カ月となる。契約延長の話も進んでいないことから移籍の可能性を伝えれらている。

他にも、それぞれDFのトレヴォー・チャロバーとマラング・サールも来月の移籍市場でチェルシーから離れることが予想されている。

© 株式会社SPOTV JAPAN