お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が9月5日に放送された。『20歳までに決まる！？肥満体質の正体と改善法！』という講義で、体質に大きな影響を与える“脂肪細胞”の働きや種類、そして太りにくくなる体質を作る方法について専門家が解説した。
専門家によると、私たちの体は20歳になる頃までにおおむね完成され、それまでに肥満の状態があると、その後も太りやすい体質になってしまうのだという。特に、10歳から12歳の頃は、体内で脂肪を蓄える働きをもつ“脂肪細胞”の数が増加するため、その時期に肥満状態にあると、体が脂肪細胞の数を増やしてしまい、エネルギーを蓄積させやすい体質になってしまうのだとか。なお子どもの過度なダイエットは、成長に必要なエネルギーの摂取に悪影響を与えることもあるため、注意が必要だ。
従来の研究では、これらの細胞は体内で1度作られると元には戻らないとされてきた。しかし近年、この脂肪細胞の種類を変化させることで、ただエネルギーをため込むのではなくその“エネルギーを燃焼させる脂肪細胞”を作りだすことができるとわかった。この体質変化には、とある食材が鍵を握っており、20年の研究、そして1000種類以上の素材を試した結果、その食材に含まれる成分が皮下脂肪や内臓脂肪に働きかけることで、全身の脂肪が減少するなど効果があるとわかった。番組では、その鍵を握る食材が果物の『あけび』であると紹介された。研究段階ではあるが、あけびに含まれる成分（具体的な成分名は不明）が皮下脂肪や内臓脂肪に働きかけ、体質を変化させる可能性が示唆されている。
カズレーザーは「脂肪細胞の数はもう増えちゃったら基本的に減らないというか、脂肪吸引とかで物理的に減らすしかないと思っていたんですけど、“細胞の質を変える”っていうのは全然知らない知識でしたね」と驚いた。
