本の「福袋」で読書の幅広げて 岡山県立図書館、1月4日に配布

岡山県立図書館で来年1月4日に配る「福袋」

 岡山県立図書館(岡山市北区丸の内)は来年の開館初日となる1月4日、貸し出し用の本を詰め合わせた「福袋」100袋を来館者に配る。県内の公共図書館39館による恒例の共同企画で、中身が分からない特別感が人気を集めているという。

 人文科学、社会科学、自然科学、児童資料などのジャンルごとに、袋に書かれた「福」や「干支(えと)」といったテーマに沿った3冊が図書館オリジナルのエコバッグに入っている。当日の開館時間の正午から館内の6カ所で配布する。エコバッグはプレゼントされる。

 例年2、3時間で配り終えるほどの注目度といい、県立図書館は「新たな年の始まりに普段手に取らない本を読んでもらい、読書の幅を広げてほしい」としている。

 企画は岡山、総社といった17市町村立図書館なども参加し、年末年始にかけて各館でそれぞれ15~110袋を配る。対象図書館や日程は県立図書館のホームページで公開している。

© 株式会社山陽新聞社