復帰近づくデ・ブライネは「エネルギーに満ち溢れている」 ペップが状態明かす

復帰が待たれるデ・ブライネ[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの復帰について語った。クラブ公式サイトが伝えた。

プレミアリーグ開幕節でハムストリングの負傷を再発し、手術を受けて長期離脱となっているデ・ブライネ。来年1月の復帰が目標とみられる中、先日行われたFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)では招集メンバー入りを果たし、トレーニングに復帰している様子も伝えられていた。

30日にプレミアリーグ第20節シェフィールド・ユナイテッド戦を控えるグアルディオラ監督は、そんなデ・ブライネの状態に言及。順調に復帰へ向かっていると明かした。

「トレーニングでの彼の様子はエネルギーに満ち溢れている」

「ケガが誰にとっても良くないことは分かっているが、彼の精神面を考慮すれば、この2、3カ月の休みは良いことだった」

その一方、完全復活に向け細心の注意を払う必要があるとも述べ、プレータイムを徐々に伸ばしていくことも伺わせた。

「ピッチに戻り、愛するサッカーをプレーしてほしいという願望はある。しかし今は(復帰を)うまくコントロールしなければならない」

「手術を伴う筋肉系の長期のケガには注意が必要だ。完治しているように見えても、実際にはそうではないからだ。何分プレーさせるべきか段階的に決めていく必要がある。中3日で90分、その3日後にも90分というわけにはいかない。もしそうなれば大変なことになってしまうだろう」

さらにグアルディオラ監督は、デ・ブライネの復帰がシェフィールド・ユナイテッド戦になる可能性もほのめかしている。

「私は本人と話しているし、それ以上にドクターや理学療法士と話している。ハーフタイムからプレーできるのか、10分か20分くらいならプレーできるのかを確認している」

「現時点では、我々が取り組んでいるプロセスのおかげで問題はない。中3日ではなく中7日でリカバーしている。それほど多くはないかもしれない。彼が必要となれば起用するつもりだ」

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