警察官のサングラス着用OK 福井県警が1月4日から、まぶしさ対策で全職員対象

サングラスを着用した警察官=福井県警本部

 福井県警は1月4日から、警察職員の勤務時のサングラス着用を認める。直射日光のまぶしさによる事故防止などが目的で、現場からの要望や、他県で地域、交通警察官に着用を認める運用が広がっていることを踏まえた対応。県警によると、全職員を対象にするのは全国的にも珍しいという。

 着用基準は警察車両に乗車する場合や、雪山での捜索をはじめ屋外で直射日光対策が必要な場合など。サングラスは私物を使い、黒色や茶色などシンプルなデザインに限る。威圧感や恐怖感を与えないよう、住民と話す際は外す。

 これまでもサングラス着用を禁止する規定はなかったが、慣例的に着用していなかった。県警警務課は「円滑な職務遂行のため、着用にご理解いただければ」としている。

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