ユナイテッドが早くも昨季に並ぶ9敗目…「残念なのは明らか」 指揮官が離脱者続くチーム状況を嘆く

2023年を白星で終われず。[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドが白星で締めくくれなかった。

30日のプレミアリーグ第20節でノッティンガム・フォレストのホームに乗り込み、連勝を狙ったが、0-1の78分にマーカス・ラッシュフォードのゴールで追いつきながら、その4分後に勝ち越され、1-2で競り負けた。

前節のアストン・ビラ戦では0-2からひっくり返す力強さを披露したが、その勢いは続かず。リーグ後半戦に入ったばかりだが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、早くも昨季の敗戦数と並ぶ9敗目を喫したエリク・テン・ハグ監督も肩を落とした。

「結果が非常に残念なのは明らかだ。もっと投資すべきだった。ハーフタイム前は創造性が少なく、十分にやれなかった。後半は良くなったがね」

この試合では前節にプレミア初ゴールを決め、起爆剤となりそうなラスムス・ホイルンドを体調不良で欠き、やりくりを強いられ続ける指揮官は「選手もこの結果に満足していないが、改善しないと」とその点も嘆いた。

「同じチームと連続してプレーしたことがない。再び変えざるをえず、毎回、チームを入れ替えなければならない。これではチームのルーティンを維持できないし、一貫性がないのも無理はない」

「最終ラインの顔ぶれに至ってはこれで9つ目だ。ファンにはそんなの関係なく、聞きたくもないはずで、我々が勝つところを見たいものだ。我々はそのために力を尽くさないといけない」

また、「ケガ人が一番の問題だ。ほかにもいくつかの問題があるが、主にケガ人が我々の進歩の足かせになっている」とし、「1月には多くの選手が戻ってくるし、さすれば、我々のレベルもより高くなるはずだ」と語った。

© 株式会社シーソーゲーム