大分県内の商業施設、初売りへ準備 イベントなどコロナ禍前に戻る【大分県】

新年の初売りに向けて入り口を赤く彩ったアミュプラザおおいた=大分市要町

 県内の商業施設で、新年の初売りに向けた準備が進んでいる。新型コロナウイルス禍で取りやめていたイベントはほとんどが元通りになり、各店とも活気づきそうだ。

 元日からオープンするパークプレイス大分(大分市)は、和太鼓集団「DRUM(ドラム) TAO(タオ)」のライブ演奏や、買い物券が当たるルーレットなどを実施する。三が日はJR大分駅との間を往復する無料のシャトルバスを運行する。

 トキハわさだタウン(大分市)やトキハ別府店(別府市)、ゆめタウン別府(同)、ゆめタウン中津(中津市)も元日から営業する。

 トキハ本店(大分市)は2日が初売り。その年にちなんだ恒例の超高額福袋は2024万円の宝石を用意する。コロナ禍で福袋は予約販売を増やしていたが、トキハ3店全体で8割以上を店頭販売に戻す。

 アミュプラザおおいた(大分市)も2日から。獅子舞や書道のパフォーマンスがある。今回から初売りを「RED(レッド) AMU(アミュ)」と称し、赤色で新春とイベント感を出す。販売促進グループ長の加藤文和さん(41)は「わくわくしながら買い物をしてほしい」と話す。

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