司書お薦め本 セットにした福袋 1月5日 岡山市立図書館貸し出し

お薦めの本を詰め合わせた新春図書館福袋=中央図書館

 岡山市立の各図書館は来年1月5日、お薦めの本を詰め合わせて貸し出す「新春図書館福袋2024」を開く。司書がそれぞれテーマに沿って小説や専門書を選び、セットにしている。

 中央図書館(北区二日市町)は一般書50袋と児童書60袋の計110袋を用意。植物や料理、スポーツなど幅広いジャンルから選択し、英字新聞に3冊を包んで一つの袋にした。各袋には「おいしいよ」「植物に恋する」といったテーマを添えている。

 担当の大谷歩さん(23)は「普段手に取らない本に出合い、本を読む楽しさを再発見するきっかけになれば」と話している。

 幸町図書館(同幸町)は一般書20袋、児童書30袋、CDとDVDを5袋ずつ準備。浦安総合公園図書館(南区浦安南町)と御津図書館(北区御津宇垣)は一般書、児童書を各20袋、西大寺緑花公園緑の図書館(東区西大寺南)は両分野で各25袋用意する。

 いずれも通常の貸し出しの手続きが必要で、なくなり次第終了する。

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