危険な夜の参道避けるため 山寺で昼のうちに「除夜の鐘」 ことしから楼門の下から鐘をつける工夫も

愛知県豊橋市の寺では参拝者の安全のため昼のうちに「除夜の鐘」がつかれました。

豊橋市雲谷町の普門寺は山寺で夜の参道が危ないことから、参拝者が安心して鐘をつけるよう7年前から「除夜の鐘つき」を昼の明るい時間に行っています。去年まで参拝者が楼門にのぼって鐘をついていましたが、ことしからは小さな子どもたちもより安全につけるよう、楼門の下で縄を引くと、上にある鐘がつける形に改良されました。

(参拝者)
「楽しかった」

「今年はコロナがあけて北海道にいる会えていなかった知り合いに会えて良かった」

「来年は家族で健康に過ごせたらいいなと思って鐘をつきました」

訪れたおよそ250人の参拝者は力いっぱい鐘をつき、ゆく年くる年に思いをはせていました。

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