うちの愛猫がしゃべった!?猫が『人の言葉』を話している風に聞こえる単語4選 そう聞こえてしまうワケを推察

1.「うまいうまい」

「うまいうまい」と言いながら、一心不乱にごはんを食べる猫の動画を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

はっきりと「うまいうまい」と話す猫もいれば「うみゃいうみゃい」「んまいんまい」など、猫によって表現はさまざまですよね。

美味しそうにごはんを食べながらおしゃべりする猫は可愛くて癒されますが「うまいうまい」と言いながらごはんを食べる姿は、どちらかというと子猫に多く見られるようです。

また、猫が言う「うまいうまい」には、ごはんが美味しすぎて心の声が漏れること以外にも、大事なごはんを横取りされないように威嚇する声が「うまいうまい」に聞こえていることも考えられます。

ほかにも、ごはんを目の前にして興奮のあまり声が出てしまうなど、食事中に猫が話す「うまいうまい」には、色んな意味が隠されているようです。

2.「ごはん」

ご飯の時間になると「ごはん」と話す猫は意外と多いようで、SNSの動画などでもたびたび話題になりますよね。

飼い主さんが話す「ごはん」を真似するように「ごは~ん」と話す猫や、猫が自ら「ごは~ん」と飼い主さんに食事を催促する猫などさまざまです。

食事の前に「ごはん」と話す猫との会話を楽しむ飼い主さんもいらっしゃるようです。

食べることが大好きで食いしん坊な猫は、上手に「ごはん」という単語を使って飼い主さんにアピールするのかもしれませんね。

3.「ママ」

猫の中には、飼い主さんに「ママ」と言う猫も存在するようです。

猫は、普段から飼い主さんの会話を聞いているので「ママ」という単語を音で記憶していることが考えられます。

「ニャニャ~」や「ニャッニャッ」のような猫の鳴き声のバリエーションを駆使して「ママ」と言っているのではないでしょうか。

猫の中で「ママ=飼い主さん」としっかり認識できているかどうかはわかりませんが「ママ」と呼ぶと飼い主さんが喜んでくれることはわかっていると思います。

ちなみに、我が家の猫はあまり人の言葉を話さない猫なのですが、以前「ママ」と話しかけてくれたことがありました。あまりの愛おしさに猫を抱きしめて「今ママって言ったの?」と歓喜した覚えがあります。

まだ人の言葉を話したことがない猫も、もしかすると突然人の言葉のような単語を話すことがあるかもしれません。

そのときは、とびっきりの笑顔で喜びの反応を見せると、猫も嬉しくなって継続して言葉を話してくれるようになるかもしれません。

4.「おはよう」

朝起きて、猫に「おはよう」と話しかけると、「ニャニャオーン(おはよう)」のように、挨拶を返してくれる猫も多いようです。

それだけでなく、飼い主さんの挨拶より先に自ら「おはよう」と話しかける猫も少なくないようです。

猫が「おはよう」という挨拶の意味を完璧に理解しているのかはわかりませんが、ほかの言葉を話すときと同じように、飼い主さんが見せる反応が嬉しくて挨拶をしているのかもしれませんね。

もともと、猫同士でコミュニケーションを取るために言葉を発して会話をすることはほとんどありません。

そう考えると、安心できる環境下である室内飼いの猫が、飼い主さんの言葉を耳で覚えて、一生懸命おしゃべりをしてくれるのは、猫なりの愛情表現であることが伝わりますよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、愛猫が話す「人の言葉のように聞こえる単語」を4つご紹介いたしました。

猫と暮らしている飼い主さんにとっては、人の言葉のような単語を話す猫はそう珍しいことではないかもしれません。

たとえ、猫が人の言葉の意味を理解せずに発していたとしても、普段から飼い主さんが話す言葉の音を覚えてコミュニケーションを取ろうとしていることに、愛おしさを感じずにはいられませんよね。

毎日愛猫とコミュニケーションを取ることで、人の言葉を覚えるだけでなく、猫と飼い主さんの絆もどんどん深まっていきますので、是非たくさん話しかけてあげてくださいね。

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