柏レイソルのエースにとって、力が試される一戦になりそうだ。
元日に国立競技場でタイ代表戦との国際親善試合に臨む日本代表。代表定着を目指す選手からすれば、来るアジアカップ前のアピール場となり、細谷真大もその1人だ。
そんな細谷はタイ戦に先立った会見で森保一監督から浅野拓磨と上田綺世の別メニュー調整組に代わって先発が示唆。前日の取材対応では言葉に力を込めている。
「FWとしての仕事をしっかりとしたいし、出ている以上はしっかりと日の丸を背負ってプレーしたい」
また、「裏への飛び出しだったりで相手の嫌がるところを突いていきたい。ポストプレーも力を入れているところだし、そこも表現できれば」と意識するプレーを口にした。
世代別代表としてはパリ・オリンピックのアジア最終予選もあるが、A代表としてのアジアカップにも意欲を示し、「選ばれたい」と貪欲さをうかがわせた。
今季の柏では公式戦通じて17ゴールを決め、ストライカーとしてもうワンランクアップ。個人としても新年一発目の一戦となるタイ戦に向け、決意を新たにした。
「まずはチームとして勝って、2024年を良いスタートで切れるよう頑張りたい」
