こんにちは。内田友賀です。
2023年の締めくくりの日。皆さまいかがお過ごしですか? この1年が楽しかったという方も、大変だったという方も、きっと一生懸命に駆け抜けた1年だったのだと思います。
そんな大晦日の今日は「ぽん太が教えてくれたこと」の3つ目のお話。皆さんの心にも、ぽん太の温かなメッセージが届けばいいなと思います。
「のーんびりと、力を抜いて、いつも幸せ気分」
一人ひとり、今年1年の“がんばったジブン”に、乾杯♪♪
ぽん太の得意技「超脱力」
色々なことに挑戦してきたぽん太さん。そのなかで、潜在的に持っていた彼の一番の得意技があります。
それは「超脱力」。
まるでタコさんのように、腕の中でぐにゃーっと全身の力を抜くのです。自らバランスを取ろうとすることもなく、全てをゆだねて体を預けることって動物の本能としてはとても難しいことだと思うのです。
全身の力をすべて抜いてみる。これはぽん太が教えてくれた、生き方のコツだと思っています。
コツその① 常に頑張らなくっていい
私たちは、刺激やストレスの多い社会で暮らしています。いつでも明るく、目標に向かって常に前進。周りを見れば、みんなそれぞれに頑張っている。そんな環境にいると、常に交感神経が刺激され、なかなか上手に休めなくなってしまいます。
そうしていつの間にか心と体が折れてしまうと、自己嫌悪に陥って自分を責めてしまうこともあります。
けれど心を持つ生き物は、四季のように、色々な感情を全てめぐって成り立っていると思うのです。夏があれば冬があり、芽吹く春も枯れゆく秋も、大切なのです。
コツその② 無意識のコントロールを、解放しよう
犬はとても感情が豊かで、ストレートな生き物だと思います。楽しければ表現してくれるし、つまらなければ、そんな顔をする。エネルギッシュに感じるときも、だらしなく伸びている時も、実に素直です。
でも人間は、喜びすぎないように、頑張りすぎないように、休みすぎないように、悲しみすぎないように、そうやって無意識にバランスを保とうとコントロールしているような気がします。
その「無意識コントロール」が、“ジブン”の心を少しずつ疲れさせてしまっているとしたら、そこから解放してあげたいと思うのです。
「のーんびりと、力を抜いて、いつも幸せ気分」
疲れて帰った日、超脱力ぽん太を抱っこすると「ゆかちゃん、のーんびりだよ。力を抜いて、幸せ気分♡」と言ってくれているような気がするのです。その時のぽん太は、微笑んでいるような幸せそうな顔をしています。
つられて私も考え事をやめ、抱いているぽん太と心を一つにしてみます。瞑想の境地みたいなものでしょうか。何も考えず、ふわふわとした暖かい雲の上にいるような気分で抱っこしていると、何もなくても幸せで心が満たされていくのです。
あ、そっか。幸せって、頑張ったその先にあるものじゃないんだ。
のーんびりと、力を抜いて。
そうすると、心にポッと生まれてくるものなんだ。
アレもコレもと、生きることに欲を出してしまう人間に、犬たちは「幸せって、いつもここにあるよ」と教えてくれているのかもしれません。
頑張っている皆さんも、時には全身脱力の時間を大切にしてみてください。
2024年、全ての命に優しい愛が降り注ぎますように♡
Lots of love.