「めちゃめちゃ楽しみ」な元日タイ戦後にポーランド名門へ…森下龍矢が移籍先決め手を語る 「僕らしさを出せる」

代表戦とポーランド行きに言及。[写真:©超ワールドサッカー]

名古屋グランパスDF森下龍矢が欧州挑戦前の国内戦に対する思いを語った。

森下は2021年にサガン鳥栖から名古屋入りしてからさらに存在感を大きくするなか、このたび、元日に国立競技場で行われるタイ代表戦の日本代表メンバーに。22日にポーランド1部のレギア・ワルシャワ行きが発表されたばかりとあって、代表ではあるが、そのプレーぶりが注目される。

このタイ戦に「めちゃめちゃ楽しみ」と心を躍らせ、「ドイツ遠征の時は試合に出られなくて悔しい気持ちをしたし、エルサルバドル戦に出たときもまだまだ自分で足りないなみたいなところをまざまざと感じた。どれだけ成長しているか。もう1回、自分をテストしたい」と話した。

そんなテストは来るアジアカップのメンバー入りも左右するが、「もちろん、代表に選ばれるのは光栄だし、目指し続けたいこと」としつつ、「一番は自分が本当に納得できるプレーをやれるかどうか」と語った。

「変に気負わず、自分がやってきたことや、代表に選ばれてうまくいかなかったことをどれだけピッチ上で納得できるものにできるかだけを考えてプレーしたい」

そう話す森下はこの試合が終われば、ポーランドの名門へ。同じくポーランドのグールニク・ザブジェでプレー経験を持つ代表で同僚の奥抜侃志から情報収集もしているようで、このタイミングで移籍を決めた理由を明かした。

「夏にチャレンジするのもあったけど、やっぱりグランパスが好きだったし、1年間のストーリーをみんなで作るなかで、『優勝するために頑張る』と途中まで書いたのに放棄する作家なんていないじゃないですか」

「やっぱり最後まで自分で書き切りたいし、その結果を見たかった。だから、残った。Jリーグは2月、3月に始まって冬に終わるシーズンでやっているし、このタイミングで出るのがグランパスのためになると思った」

また、ポーランド行きの決断に関しては「まず第一に欧州でプレーしたいのが僕の夢だった。あとはレギア・ワルシャワが僕に合う、本当に熱いチーム…熱いというか、もはや火事を物理的に起こしている(笑)」とその理由を続けた。

「本当にそれぐらい熱いチームだし、僕らしさを出せる。(チームから力を)認めてもらえれば、相当な元気印になれるのではと思っているし、ポジションを狙って頑張りたいと思う」

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