横浜FMの新監督決定! “オズの魔法使い”キューウェル氏が就任…「ハードワークはこの瞬間から始まります」

横浜FMの新監督がついに決まる。[写真:Getty Images]

横浜F・マリノスは31日、ハリー・キューウェル氏(45)の監督就任を発表した。

現役時代にリバプールなどでプレーし、オーストラリア代表での活躍も印象深いキューウェル氏。“オズの魔法使い”の異名を取り、2014年に現役を退いてからイングランドで指導者キャリアを歩み始め、2022年6月からセルティックのコーチに就任した。

アンジェ・ポステコグルー監督が去った今季もブレンダン・ロジャーズ監督のもとでコーチに留任したが、最近では今季限りでケヴィン・マスカット監督が退任した横浜FM行きが噂に。ロジャーズ監督からも認める発言がなされるなか、ついに決定した。

キューウェル氏は「横浜F・マリノスというクラブに加入できることをとても誇りに思いますし、今からワクワクしています」と心境を綴り、意気込みを語っている。

「チームをさらに進化させるため、信頼してくださったクラブに感謝申し上げます。我々には多くのやるべきことがあり、ピッチ上で選手たちと共に取り組むことが待ち遠しいです。このクラブに成功をもたらすため、我々は一丸となり闘います。ハードワークは、この瞬間から始まります。熱いご声援をよろしくお願いします」

また、横浜FMは代表取締社長を務める中山昭宏氏のコメントも掲載。選定にあたり、「マリノスの魅力あるアタッキングフットボールを継続しながら、さらに深化させられること」に重きを置いたとし、そうした条件を満たす人材としてキューウェル氏の招へいを決めたという。

一方、セルティック側もキューウェル氏の横浜FM監督就任に伴う退団を発表。新たなコーチとして、レスター・シティ時代にロジャーズ監督のもとで働いたアダム・サドラー氏の就任を明らかにしている。

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