間寛平が吉本興業を通じてコメント発表、坂田利夫さんを悼む「天国でもみんなを笑顔に」最期も駆けつけ

吉本新喜劇GMの間寛平(74)が31日、29日に老衰のため82歳で亡くなった、お笑い芸人の坂田利夫さんについて、吉本興業を通じてコメントを発表した。54年にもわたる親交があり、坂田さんの最期にも夫婦で駆けつけた。自身のX(旧ツイッター)ではたびたび坂田さんの近況を投稿、この日も「坂田利夫大先生との想いでは僕の宝物です。坂田利夫大先生に出会えたことに感謝します」とつづった。

【コメント全文】

僕が吉本に入った時からずっと可愛がってもらいました。ずっと一緒だった時期も、坂田兄やんが支払ってくれたお金で一緒にホテル住まいをしていました。

こどもが生まれてからは娘も自分のこどものように凄く可愛がってくれました。舞台ではこどもにウケるととても喜んでいたのも覚えています。

坂田兄やんは「アホの坂田」と言われていますが、僕にとっては大師匠という存在です。今の時代にアホの道を極めることができるような芸人はいないし、二度とあそこまでの芸人は出てこないと思います。

坂田兄やんが舞台を少し休むようになってからは、自宅へも伺ったりと男同士なので寄り添いたい気持ちと恥ずかしさもありましたが、最期まで寄り添い見送ることができました。

根っからの芸人、お笑いが大好きな兄やんには、天国でもみんなを笑顔にしていると思います。

ご冥福をお祈り申し上げます。

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社