『絶対にかっぱを着たくない犬』VS『絶対に着せたい飼い主』爆笑必至の攻防戦に「喜怒哀楽が爆発してる」「拒否柴！」の声

今回ご紹介するのは、YouTubeチャンネル『柴犬モコモコのもこ』に投稿された1本の動画です。動画は9万回以上も再生され、「めっちゃ癒された」「笑ったw」など多くのコメントが寄せられ話題になっています。

雨がっぱが大嫌いな柴犬もこちゃん

動画の主人公は、柴犬の「もこ」ちゃん。もこちゃんはトイレを散歩の時に済ますのが習慣なのだそうですが、動画が撮影された日は天気が荒れ模様。外では大雨が降っていたそうですが、もこちゃんにおしっこをさせるためには散歩に行かなくてはいけません。

体が濡れることを防ぐため、もこちゃんに雨がっぱを着せようとした飼い主さんでしたが、実はもこちゃんは雨がっぱが大嫌い！どれほど嫌いかというと、雨がっぱを見せただけで歯を剥いて怒り、着せようとした飼い主さんに噛みつこうとするほどなんだとか。

「絶対着ないんだから！」

嫌がるもこちゃんに、飼い主さんは「着ないと背中が濡れるの！」「散歩行けないよ？」と説得を試みたそうですが、もこちゃんは「不服」という表情。もこちゃんに少しでも受け入れてもらいやすくするために、飼い主さんは『足を入れるタイプの雨がっぱ』ではなく『被せるタイプの雨がっぱ』を着せることにしましたが、それでも上手くいかなかったそうです。

説得を受けるもこちゃん

飼い主さんは作戦を変更し、先にハーネスからつけることにしました。なぜかもこちゃんは、ハーネスをつけると少し大人しくなるのだそう。今回もハーネスをつけると雨がっぱを背中に被せるまでは受け入れてくれたのだそうです。

ハーネスをつけるとなぜか大人しく

しかし、着脱が簡単な『被せるタイプの雨がっぱ』も、もこちゃんの前足だけは袖に通さなくてはいけません。飼い主さんがもこちゃんの前足を持とうとしましたが、もこちゃんは大激怒！

飼い主さんは、「これ以上機嫌を損ねると面倒だ」と前足を通すことを諦め、背中に雨がっぱを被せただけの状態で散歩に行くことに。中途半端な雨がっぱの着方をしているもこちゃんは、飼い主さん曰く「不格好」だったのだとか。

「絶対に袖は通さないもん」

雨がっぱを着た状態での散歩は断固拒否

「いざ散歩へ…」と飼い主さんが立ち上がると、今度はもこちゃんは散歩に行くことを断固拒否。雨がっぱを着せられたことが許せなかったのでしょう。岩のように動かなくなってしまったそうです。

この行動はもこちゃんからの「雨がっぱを外せ！」という意思表示であり、こうなると何があっても動くことはないのだそう。雨が酷くなる前に散歩へ行きたい飼い主さんは、雨がっぱを断念することを決意したといいます。

意思が強いもこちゃん

雨がっぱ攻防戦の勝者は…？

飼い主さんが雨がっぱを脱がせようとすると、自ら体を震わせて豪快に脱ぎ捨てたというもこちゃん。その顔には、勝ち誇ったような表情が浮かんでいたそうです。

豪快に雨がっぱを脱ぐもこちゃん

雨がっぱを脱ぐやいなや、スタスタと玄関へ向かったもこちゃん。その姿を見た飼い主さんからは、「やな女」「いい加減にしろやw」と非難轟々だったのだとか。

雨がっぱを脱ぐやいなや足取り軽く

結局、裸のまま土砂降りの中を散歩することになったもこちゃん。おしっこは無事に済ますことができましたが、その背中はしっかり濡れてしまっていたそうです。

土砂降りもなんのその

「間に合った～」

帰宅後タオルで背中を拭いたものの、毛深いもこちゃんの体は濡れたまま。そんなもこちゃんの姿を見て「雨の日は雨がっぱを着て欲しい」と願う飼い主さんでしたが、雨がっぱを脱いで裸になったもこちゃん自身は「やっぱり散歩は裸で行くもの！」というかのように生き生きとしていたのだとか。どうやら今後も、雨がっぱの出番はなさそうですね。