【全国高校ラグビー・神奈川代表】桐蔭学園、練習では「生駒おろし」視野に連係確認 1日に光泉カトリック戦

ストレッチする桐蔭学園の選手=神戸市内

 全国高校ラグビー大会第4日は1月1日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合が行われる。春の選抜大会と合わせて「2冠」に臨む神奈川代表の桐蔭学園は光泉カトリック(滋賀)と対戦する。試合開始は午後1時20分。

 桐蔭は31日、兵庫県内のグラウンドで練習を行い、セットプレーや連係プレーの確認などで約2時間汗を流した。ほぼ無風状態だった2回戦とは異なり、次戦では第1グラウンドを使用するとあり、花園の風物詩「生駒おろし」の影響も受けるため風向、風速の状況を視野に入れる。藤原秀之監督(55)は「午後で風も出てくる。どういう感じでプレーするかを入念に確認した」と話した。

 光泉カトリックは人とボールが動くラグビーが身上で、今年はFW陣も充実。初戦で2トライを挙げた桐蔭のフッカー川口翔大(3年)は「FWで圧倒してスコアを重ねたい」と意気込んだ。

© 株式会社神奈川新聞社