【高知県知事賞】三冠馬ユメノホノオが快進撃で11連勝…吉原「高知けいばを盛り上げてくれた」

12月31日、高知競馬場で行われた高知けいばグランプリ6R・高知県知事賞(重賞・ダ2400m)は、吉原寛人騎乗の2番人気、ユメノホノオ(牡3・高知・田中守)が大晦日の決戦を制した。半馬身差の2着にガルボマンボ(牡4・高知・細川忠義)、3着にファイアランス(牡6・高知・別府真司)が入った。勝ちタイムは2:43.3(重)。

断然の1番人気で永森大智騎乗、ロードブレス(牡7・高知・打越勇児)は、5着敗退。

レースは、メイショウワザシが先行、連覇を狙うガルボマンボは好位へ。1番人気ロードブレスは中団後方、高知三冠馬ユメノホノオは最後方で進んだ。残り900mとなった2週目向こう正面、ユメノホノオとロードブレスが一気にポジションを上げ、3コーナー過ぎ、ガルボマンボが先頭争いに加わりユメノホノオとガルボマンボが並んで直線を迎えた。 直線半ばまで2頭の激しい追い比べが続き、半馬身抜け出したユメノホノオが前年覇者のガルボマンボを抑え新王者に輝いた。

高知三冠馬が制する

1着 ユメノホノオ
吉原寛人騎手
「初めての距離でしたが、よく最後まで走り切ってくれました。最後の直線でも併せ馬の形になって、流石の脚を持っているなと感じました。ユメノホノオの底力に感謝したいです。大晦日ということで、1年を通してユメノホノオが高知けいばを盛り上げてくれたと思います。良い結果で来年に向かうことができますので、また応援よろしくお願いします。」

ユメノホノオ 16戦14勝
(牡3・高知・田中守)
父:バトルプラン
母:テレフォトグラフ
母父:ハーツクライ
馬主:須田靖之
生産者:槇本牧場

【全着順】
1着 ユメノホノオ 吉原寛人
2着 ガルボマンボ 林謙佑
3着 ファイアランス 畑中信司
4着 アヴァンセ 岡村卓哉
5着 ロードブレス 永森大智
6着 ヒカリオーソ 中島龍也
7着 デステージョ 宮川実
8着 ヤマノマタカ 塚本雄大
9着 ジャッキー 佐原秀泰
10着 ナムラゴロフキン 赤岡修次
11着 メイショウワザシ 井上瑛太
12着 ダノンロイヤル 多田羅誠也

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