セビージャ、ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ氏が新会長就任…前会長は副会長として残留

新会長が承認されたセビージャ[写真:Getty Images]

セビージャは12月31日、ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ氏の新会長就任を発表した。

セビージャでは2013年12月に就任したホセ・カストロ・カルモナ会長が10年に渡ってクラブをリード。在任期間には3連覇を含む、ヨーロッパリーグ(EL)を通算5度制覇。また、2020-21シーズンのラ・リーガではクラブの最多勝ち点記録を更新した。

その一方で、ここ数年はリーグ戦での成績不振が深刻化し、監督交代を繰り返す状況。今シーズンもホセ・ルイス・メンディリバル、ディエゴ・アロンソと2人の指揮官を解任し、現在はキケ・サンチェス・フロ-レス新監督の下で15位に低迷している。

なお、ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ新会長はクラブに通算16年間在籍し、理事会副書記、理事会事務局長、理事、副会長を8年間務めていた。
前述のホセ・カストロ会長以前に会長職を務めていたホセ・マリア・デル・ニド・ベナベンテ氏の親族にあたる。

また、ホセ・カストロ氏は会長職を退くものの、引き続き副会長としてクラブに留まるとのことだ。

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