富山第一初戦突破、強豪・京都橘に2-1 全国高校サッカー選手権、2日に佐賀東戦

富山第一-京都橘 後半35分、勝ち越し弾を決めて、雄たけびを上げる多賀(中央)=味の素フィールド西が丘

 第102回全国高校サッカー選手権は31日、各地で2回戦が行われ、初戦に臨んだ富山県代表の富山第一(9年連続34度目)は東京都の味の素フィールド西が丘で、京都橘(京都)に2-1で逆転勝利し、16強入りした。次戦の3回戦は2日午後0時5分から、東京都の駒沢陸上競技場で佐賀東(佐賀)と対戦する。

 富山第一は立ち上がりから相手のセットプレーや速攻に苦しめられ、前半15分に左サイドのスローインから先制を許した。

 後半11分に右サイドのクロスからFW谷保(3年)が頭で合わせて同点に追い付いた。同35分には相手のハンドでPKを獲得し、主将のMF多賀(3年)が冷静に押し込んで勝ち越した。同選手権での初戦突破は3大会ぶりとなった。

富山第一-京都橘 初戦を突破し、応援団と喜び合う富山第一の選手たち
富山第一-京都橘 前半、相手陣地に攻め込む富山第一の大居(右)
富山第一-京都橘 京都橘に勝利し、応援席へジャンプして喜んだ
富山第一-京都橘 逆転のPKを決める富山第一の多賀(中央)
富山第一-京都橘 逆転弾を決めた多賀に抱きついて喜ぶ富山第一応援団
富山第一-京都橘 同点に追いつき喜ぶ富山第一の選手たち。右は得点を決めた谷保(20)
富山第一-京都橘 懸命に手を伸ばしゴールを守る富山第一の魚住秀(緑)
富山第一-京都橘 けがで欠場した岡田のユニホームと中に着て共に戦った
富山第一-京都橘 前半、ルーズボールを追う富山第一の稲垣(白)
富山第一-京都橘 1点差でリードした終盤、体を張ってゴールを守る富山第一の選手たち

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